所感・解説 [メモの引用は緑字表記] このブログのタイトルでもある三角弓は、「馬手を手先でたぐり、弓手をまっすぐにつっぱって引く癖。会の形が弓手角見、馬手肘、馬手手首を頂点にした三角形のようになる」という引き方のことでした。全体的に馬手側に偏…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 打起しから肩が上がってしまうのは私の悪癖の一つです。 一度上がった肩は残心までそのままであり、鏡を見て肩関節を緩めながら遠ざけると、数センチはゆうに下がるのです。そのがっかり感と言ったらない。 (…
久し振りの筆者射影。2013年のやつ。 前回の筆者射影は、4ヶ月ほど前に記事にした2012年ですので、今回のはその一年後のものということになります。 会相は相変わらずのきれいなあご浮き三角弓です。矢はあご浮きに合わせるようにのぼっています。 そして離…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 先回に引き続いて狙いに関する話ですが、だいぶ一般的な話です。 いつものごとく、あごが浮かないように締めようとしつつ(上下方向)、今回は面も締めるようにします(左右方向)。 面をめいっぱい締めると、…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 狙いはロックオン 昭和歌謡に出てきそうなフレーズが今回のタイトルです。 内容はもちろん狙いに関するものです。 ロックオン(lock on)というのは、英和辞典では『〔レーダーなどで標的を〕ロックオン[連続…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] タイトルは引分けですが、早気の話です。 前に書いた通り、私は高校で弓を始めてほどなく早気となり、反射早気にまで重篤化したものの、大学でただの早気に戻り、社会人になってからは会らしきものはあるくらい…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモにはあまり真新しいものがないのですが、 『弓手肩抜けやすい。弓懐から危うい』 と 『あごを締めようとすると肩の開きが甘くなる。感覚(位置関係)を矯正する必要あり』 という部分から、あごと左…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモ冒頭には、『残心で弓が伏せる』。 弓が伏せる話はこれまで何度も出てきました(160410や160515など)。 続いて、『円相が伏せているせい?』。 円相の話も最近何回かありました(160505や160605など)。 …
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 後編の今回は、狙いの話。 狙いの話をするにあたり、教本で狙いについて言及あったか見てみました。記憶になかったので、言及されていないのではないかと思っていましたが、ありました。 曰く、『ねらいは両眼…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモは見開きで4日分も書かれており、中身もあっちゃこっちゃしているので、内容を絞りつつ、前後2編にわけて記事にしていこうと思います。 前編である今回は、先回も登場した『円相載せ』に関する内容…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモ冒頭の円相載せは、「打起し(または受け渡し)で膨らませた円相を、引分けで体の上に載せるように降ろしてくるイメージ」のことです。 これについては、160519メモの記事で降ろし方も含めて詳述しているの…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 冒頭からの『毎日限界を超えておかないと、自分の限界は下がる一方』 この後『弓の力になれていないうちに』と続くので、解釈としては、 弓を買って弓力が大きくなったことにより、今まで会でやっていたことが…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 審査のメモは初登場でしょうか。 ここに至るまでにもこの段の審査は何回も受けているのですが、当然受けるたびに番号が後ろに下がっていき、今回の時点で373人中250番。すでに半分より後ろか。 結果は×〇 甲矢…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 数回前の記事『天を仰ぐ』で、「円相で打起して円相で引分ける話」と、「会が遠くならないように体に弓矢を載せるように引分ける話」をしていました。今回はこれらが合流してできた「円相載せ」の概念について…
さて、先回(昨日)の2020振り返りに引き続いて、今回は全く見通せない2021年の見通しです。 昨年の秋くらいから、地方の試合や射会は行われつつあるので、申し込みをしていこうと思っています。でも、京都大会は今年も中止なんでしょうかね。 審査はどうな…
言うまでもなく今年は異常な年であり、弓道とてその例外ではありませんでした。 私が所属の地区では、1月の新春射会は普通に開催されましたが、その後は新型コロナの感染拡大が本格化し、以降の試合や審査は中止となり、本日に至るまでそれっきりとなってし…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 面伏せ ⇒ 弓伏せ ⇒ 弓遠い ・物見から照った面にする意識 ・引分けで弓矢を体にのせる感じ ここのところよく出てくる話で、 「引分けで弓や体が伏せているために弓矢が体に寄ってこず、会が安定しない」ので、…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモには重心、打起し、会に関することが含まれていますが、うまくまとめられる気がしないので、今回は打起しに絞って書いていこうと思います。 私は、打起しで肩が上がってしまう癖がありました。 正面で引い…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回は円相、弓懐、そして元大関 琴奨菊の話です。 円相については以前も触れたことがあります。 弓懐は教本の後ろにある射法八節図解の弓構えのところに登場します。 この記事を書くために色々調べていて知っ…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 5月といえば京都大会です。 この大会のおかげで、毎年ゴールデンウィークは京都周辺の観光になります。 有名どころから回っていますが、もう何年も繰り返しているので、段々マニアックな領域に向かいつつありま…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 冒頭から『心気を丹田に』『動作動作を腹を意識して』と続くのでちょっと身構えますが、『カウントは腹で数える』と来れば先の2つも含めて早気について言っているのだとわかります。 「カウント」というのは、…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモ、いきなりの『体配系』なる言葉。 それに続く『礼・揖で矢が上がる』とか『弓立てるとき右肘甘い』とか。 急に趣向を変えてきた感満載ですが、こうなる理由は一つ。近々審査があるからです。 私は過…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回はまた末弭倒れについてです。 前々回の記事で、「メモの当時は、まだ弓手側で模索しているようだ」と書いたのですが、どうもそうではなくて、馬手側も含めて考えていたことが今回のメモで分かりました。 …
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回は「弓を体に近づける」です。 会が安定しない理由を、「肩から遠いところで会を作っているため、腕の力だけで弓を支える形になっているから」と推定し、弓を体に近づけるようにしています。 しかし、そう…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回は、離れ⇒残心で弓が倒れてしまう癖についてです。 具体的にどんな状態かと言えば、離れで末弭が斜め前(的正面側+脇正面側)に倒れ、残心ではそのまま弓が斜めに寝た状態なります。 私がこの癖を自覚するようになっ…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回記事「会は薄くする」は、肩の回転を治し、手先で引かないようにするための、引分けから会にかけての力の使い方についてでしたが、今回はその先の離れについてです。 これまでの離れと言えば、手繰った手先…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回は、先回160321の3点の教えの中で、馬手の部分の続編のような内容となっています。取り組みを継続させながら、中身を深化させつつ心身を一致させていきたい。 先回は「肘で前上に引く」という表現で、背中…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回記事では、練習メモを書くことや、メモのまとめをすることの意味について書いて「前編」としましたが、今回は「後編」として'16/3/21のメモの内容「3点の教え」について書いていきます。 1点目は弓手側の力…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモは、ここのところの取り組みのまとめたようなものです。 「教え」などと言っていますが、まとめっぽくそう言いたかっただけです。強いて言えば自分に対する自分の教えです。 練習の度に考えたことを…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 「フルパワーで十字に伸びる」 これができれば それなりに中ると思う。 最終的に目指すべきところはフルパワーではないかもしれないが、再現性の高い射にはなると思う。 なんでこれができなくなってしまったの…