サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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⇒記事一覧

絵あり

『後悔を先に立てる』'18/08/21, 08/26弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモには『力のかけ方を探る。当面は払うのもやむなし』とあります。 前回練習(8/16のメモ)で抜けていた弓手肩を入れ、それと連動して手の内の力のかけ方を変えようとしたことにより、払う(離れで弦が体に当たる…

『良化によるバランス破壊』'18/08/16弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモの内容は、弓手肩が抜けているのが良化したことによって引き起こされた変化に関するものです。 前回記事で、「当時も肩が抜けているのを治そうと試みたが、良くならなかったはず」みたいなことを書きましたが、…

『サンカクユミでしたよねそもそも』'18/07/28, 08/02, 08/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモのこれ↓ をみて、愕然としました。 これと同じ絵をここ1か月半くらいの間(現在)に何回もメモに書いたからです。 そして、 『引分けで両肩をMAX開く』 ときたら、もうね。 昨年(2023年)の夏ごろに「引分け…

『みち』'18/06/03, 06/10, 06/12, 06/15弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 弓を引く力の使い方として上の図を示したら、素人が見ても玄人が見ても変だと思うでしょう。玄人の中には部分的には賛成する人もいるかもしれません。 いずれにしても図の力の使い方は癖の矯正のための便宜的なものではあ…

『引き過ぎとの決別へ』'18/04/25, 0426弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] このブログのタイトルである三角弓は、「馬手を手先でたぐり、弓手をまっすぐにつっぱって引く癖」のことで、会の形が弓手角見、馬手肘、馬手手首を頂点にした三角形のような形になることからこのように呼んだものです。 …

『悔しいが結局そういうこと』'18/03/22, 03/29, 04/05弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回も、前回の歩き方改革に続き、足踏み・胴造り系の内容となります。 冒頭、『足踏みし、腰を起こし、胸を少し張ったところが重心』から入りますが、これは従来の自分の形と狙いたい形の対比からくる表現なので、汎用的…

『歩き方改革』'18/02/03, 02/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] これまでのメモ(=その時の私の弓道についての考え方)においては、腰・腹・丹田などのような胴に関する要素はあまり触れてきませんでした。 それだけに、今回メモの『体で待つ、貯めるの体とは腹』や『腰が抜けると腹は…

『まともに引けるのは何歳くらいまで?』'17/10/24, 11/09, 11/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 前腕と手先の力で釣り合いをとっていたのを、脇・肩・上腕の力による釣り合いに変えていきたい。 それをメモでは押し方革命と銘打って、絵をいくつも書き、方向性を明確にしようとしています。 こう↓ ではなく、 こう↓ と…

『狂った矢筋』'17/09/24弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモも、行射の段階ごとのチェックポイントまとめ形式です。 内容は多岐にわたっていますので、その中から絵も使って説明されている「会」の項目をピックアップして書いていこうと思います。 『弓手も馬手も肩線を…

『骨』'17/08/21, 08/23弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモの前半は審査前のチェックポイント集みたいなものになっています。内容はここ最近の取り組みのまとめなので、ここでは割愛して、後半の「余談」の部分を取り上げます。 この「余談」には手書きの絵があるので紙…

『ふてくされないで』'17/08/06弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 『やはり弓手肩あがる』 『打起しは元凶。絶対弓手肩上げない。しかし馬手肩は逆に下がりがち』 と嘆き、 『こんなイメージでやる』 と、極端さを強調するかのように絵を添える でも、過去(140927, 140928)にはもっとす…

『三角弓の治療』'17/06/03弓道練習メモ

所感・解説 [メモ引用は緑字表記。画像は最下] 久しぶりに「絵あり」のメモです。 テーマは三角弓の治療です(書いていて文章が複雑になったので、三角弓を煩っている人以外は読み飛ばしていただいた方が良いかもしれません)。 三角弓の主要な症状の一つと…

『弓手手の内の親指の伸ばし方』'17/03/20弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモは『手の内 上面平らだと親指が下向きになる。きれいなやつはやはり親指水平』から始まります。 これは、 「べた押しだと弓手の上面が手の内のところで盛り上がった状態(図1)」となってしまうのを、「平らな…

『続・狙いの話』'16/7/23弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 先回に引き続いて狙いに関する話ですが、だいぶ一般的な話です。 いつものごとく、あごが浮かないように締めようとしつつ(上下方向)、今回は面も締めるようにします(左右方向)。 面をめいっぱい締めると、…

『どこが離れを呼んだのか』'16/4/6, 4/9弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回記事「会は薄くする」は、肩の回転を治し、手先で引かないようにするための、引分けから会にかけての力の使い方についてでしたが、今回はその先の離れについてです。 これまでの離れと言えば、手繰った手先…

『悪癖も長い付き合いだと親近感が… なわけない』'16/3/13 弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回の記事は、 前々回『 早気の要因たち』にあった「弓に力を効率よく伝えられる会」 前回『悪癖スパイラル』にあった「癖を治すなら関連する部分を同時にやらないとだめ」 と関連する内容です。 会の構成要素…

『あごが浮いた射は単純にかっこよくないと思う』'16/1/28, 2/6 弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回記事の射影を見ても、手の内が使い物になっていないのは明白です(メモと射影に4年の時差はありますが、大きく変わってはいないでしょう)。 上にばっかり飛んで的中もひどいので(これは記録がないので推…

『自分が納得できる弓を引きたい』'16/1/11, 1/18 弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] まず'16/1/11のメモは、離れに関する新しい気づきで始まります。 三角弓の馬手は、肘を下げて手先でつまみ上げるように引っ張るので、離れは「拳の裏側方向」に飛ぶ形になります。癖弓ではありますが、離れは矢…

『バンザイの反対はペンギン』'15/11/10 , 11/17弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前の試合で「いい(と思った)矢が上に抜ける」が課題として挙がりました。 今回はこれに対する取り組みで、その原因を手の内ではないかとしています。ただ、『何か考える必要があるが、鏡で見ると形は悪くない…

『せめてあとは矢に聞いてくれと言いたい』'15/10/24弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] いよいよ切羽詰まってきた感が伝わってくる『そして仕上げに入らざるを得ない…』という言葉。そう、試合までちょうど2週間。 これまで色々なことに取り組んできたが、どれも形になるところまで至らず、中途半…

『手の内と時計』'15/08/01, 08/08弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前々回に手の内の話が出てきて、今回も手の内についてのメモです。 これまでは肩まわりの話が多かったので、新しい話題は非常にありがたいです。当時の自分もちょっと切り口を変えてみたかったのでしょうか。 …

『前回は重心。今回は手の内という王道』'15/07/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回の記事では触れませんでしたが、メモには重心を下げることに加えて、弓矢も体に近づける引き方についても書かれていました。 今回は、その引き方がもたらす手の内の変化についての話です。 その変化とは、…

『迷走中』'15/02/25弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回記事のごとく、肩が上がることへの対策として引分けで肩甲骨を近づけるようなイメージで引くと、上半身や腕に扇型みたいな力が際限なく働いて、鳩胸にもなるし、前腕が強くなり引き過ぎになってしまった。…

『肩甲骨は遠ざけますよね』'15/02/22弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 肩甲骨を締める、近づけるというのは、基本的にはNGでしょうか。 それは体の中心方向に働く力であって、会で働かせるべき両肘方向の力とは反対なので、水平方向に関して言えばNGでしょう。 ただ、上下の位置関…

『射形図鑑①』'15/01/24弓道練習メモ(前編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記] ここではいくつかの射形を図示していますが、これらは左右の肩、肘、拳の位置関係で大別したものです。 左ページでは既存射形と言っていますが、これらすべての射形みたいに引いていたことがあるわけではなく、試したことが…

『人類史上最大の発明は文字だそう』'15/01/10, 01/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] メモの冒頭で言及している9/27、9/28の大三というのはこちら。 9/27⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/16/103506 9/28⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/17/125744 この14年9月頃は、どちらかと…

『射は絶妙なバランスの上に成り立っている。例え悪射であっても』'14/10/22弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回・前々回と、引き過ぎ対策のために馬手肩を高い位置で支点にして、腕を巻き付けるようする引き方について述べてきましたが、今回のメモはそれによって起きた(副)作用についての話です。 ざっくり言えば、…

『富士山の裾野と弓道』'14/10/19弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモ冒頭にある『富士裾野引き』の「裾野」というのは、引分けや会の際、肩を沈めて重心を下げ息を腹に落とし、力を中心から左右均等に、徐々にかつ途切れることなく加えていくことを、山の裾野の広がりに例え…

『「引き過ぎ」を「適切」にするのは相当難しい』'14/09/28弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 引き過ぎとか、力が入りすぎているという状態に対し、「引かないように」とか「力抜いて」とかいう指導は、ただ目指す状態を表現しているだけに等しく、そこにたどり着くために具体的に何をすればいいかには触…

『大三で馬手肩あげていいのか問題』'14/09/27弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 不気味に立ち並ぶ大三の絵(↓)は、 手先で手繰ってしまう馬手(馬手側の三角)に対して、大三で肘をめいっぱい高くとることで手先に力が入らないようにし、弓手のベタ押しに対しては、押さえを効かして低くとる、という…