所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
2019年最初のメモは手の内の話です。
まず、現状がどういう感じかというと、
手の内が離れ→残心で、『前に倒れて見えるのに加えて、ベタっぽく角見が上に向く』。
少し補足すると、離れで親指側が人差し指側より下がり(拳全体が右回転しているような形)、同時に親指が上方向に立ち上がるような感じになって、抑えが全く効いていない状態です(要はこの状態)。
結果、『せっかく狙っているのに、矢を飛ばすときに集約した力を解いて』しまうことになり、矢所も安定しません。
この対策として、まず形の矯正『手の内上面が平ら(イメージ)』を試みますが、どうにも『おやゆびが下を向いてしまう』ようで、思い描いた形にならない。
これで弓に力が伝わらなくなると、矢所が終了したり、弦で払いまくったりするので非常にたちが悪いのですが、今回はそういう感じではなさそうなのが救い。
弓に力が伝わっていることは正解を探求していくための命綱なので、優先的に意識を向けておくべく、メモ末尾を『離れの瞬間まで抑えをきかせ、力を解かないように。角見で的を見る』と結んでいます。
『角見で的を見る』は、その感覚をよく表現できていて、全意識をそこに集中させることができそうな感じがします。ただ、的に意識が行き過ぎて良からぬことも多々起きそうなのでなので、平時ではNGでしょう。むしろ忌むべき状態(的にとらわれすぎとか)として指導で聞きそう。
まあ、古来より毒を以て毒を制すとも言うし、古い悪癖を打破する劇薬になることを期待したい。
2019年の弓道もそう簡単ではなさそうですね。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
190106(左ページ)
手の内 上面でおすことと、角見を効かせることは矛盾しない。
ただし未知の力の使い方なので、研究となれが必要。
↑
しかし会でおやゆびが下を向いてしまうのは違うと思う。程度問題?
190110(右ページ)
前頁の研究も続けるが、下記を先に取り組む。
手の内 会⇒残身で、
前に倒れて見えるのに加えて、ベタっぽく角見が上に向くというのがある。
せっかく狙っているのに、矢を飛ばすときに集約した力を解いてしまっている。
角見がまっすぐ飛ぶ、手の内上面が平ら(イメージ)とか。
要は離れの瞬間まで抑えをきかせ、力を解かないように。
角見で的を見る、とか。