所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
今回記事で対象にする'18/11/25のメモは3ページに渡っていますが、後半の2ページはもしかしたらこの日に書かれたものではないかもしれません。総集編的な内容なので、後日に2018年のまとめとして書いたものかもしれません。
その中身は、
弓手肩抜け、手の内右回転、離れのタイミング(早気)… と、恒例のメンバーが並びます。
そして、あご浮き。
そのあご浮きのくだりで目につくのが、
『ゴゴゴゴゴとかシュウィンシュウィン』
ゴゴゴゴゴといえばジョジョの奇妙な冒険かと思いますが、私は読んだことがないので(ゴゴゴとジョジョの関係はどこかで聞いて知ってはいた)、ジョジョを意識してこれを書いたのか定かではないですが、シュウィンシュウィンの意図はわかります。
すなわち、ドラゴンボールZで気を高めている?ときに上向きのオーラみたいなのとともに出ている音の擬音です。
その姿勢は、大地を踏みしめ、脊柱をまっすぐ伸ばしてあごを締め、気力を充実させていく… もはや弓道教本。
特に、「あごを締めて、視線はやや下から上に相手を見据える」感じ。
これをあご浮き対策として会で表現したい、ということです。
レスリングでも柔道でもそうですが(また悪い癖か?)、あごが浮いていては重心が下がらないのだと思います。弓道も重心が高いと安定しにくくなると思うので、何としてもあごが浮かないような射を実現したいのです。
シュウィンシュウィンの記載に続く『会で弓の力をアゴではなく顔面で受けるようなイメージの会のレイアウトに』は、あごが浮いた状態で弓力を受ける形が常識化してしまっている(脳はあごが浮いていないと認識している)のに対し、それを矯正するためのイメージを言語化したものです。
常識と対決しなければならないので、「顔面」よりも「額」くらいに極端化してもいいと思います。常識化した悪癖は想像を超えるタチの悪さですから。
2018年のメモはこれで終わりで、次回から2019年に突入します。
2019年こそタチの悪い悪癖たちの一角を崩せるような年にできるか?
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
181125(ひとつめ右ページ)
打起し→大三ですでに左肩大抜け
徹底的になおすこと
181125続き?(ふたつめ)
今冬のテーマ
- 腹(腰)
- アーチェリー(向き注意)
- 左肩 打起し勝負 左肩で先導する 弓懐で回転したらもう終了
脇の筋肉で弓手を押し出すというか。肩を引き出すというか。弓手の肘は、弓懐に入る前にしっかり張っておくことが必要。←これによってアゴが浮くという話。弓懐を張るのとアゴをしめるをリンクさせるように脳に指導する。弓懐のとき、ゴゴゴゴゴとかシュウィンシュウィンでイメージ化。会で弓の力をアゴではなく顔面で受けるようなイメージの会のレイアウトに。 - 会での伸び
会でやることがなく、ぐらつき、ちぢみ。新しいアーチェリーでの伸びを身につける。会の新しい力の使い方を脳に覚えさせなければならない(←特に弓手脇からの力をきらさない)。ただこらえるだけでなく、具体的なアクションを覚えさせる。 - 手の内
離れ残身で前に倒れる。引分け会でそうならないように意識する。 - 離れ
会での力の使い方が未完成の今だからこそ、今までの離れのタイミングを超えたところを通常にできるチャンスである。「矢頃の更新」「最大離れゲージの向上」。18.2.12とか参照。会ではあごをしめて下からの力で激烈な離れに到達する。