所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
今回のメモの内容は、弓手肩が抜けているのが良化したことによって引き起こされた変化に関するものです。
前回記事で、「当時も肩が抜けているのを治そうと試みたが、良くならなかったはず」みたいなことを書きましたが、今回メモは良くなっていることが前提となっているので、見立てが誤っていたということになります。
でも恐らく、「最大注意を払うことができていた時期は良化していたが、時間とともに元に戻っていた」のパターンだと思われます。
見方を変えると、この癖が完治しつつあると思っている今現在の自分に対しての強力な戒めであると言えます。ほんと気をつけなければ。
さて、前段が長くなってしまいましたが、今回メモは絵が満載なので、せっかくですからその内容にも触れておこうと思います。書き方も割と丁寧なので、ほぼ転載でいきます。
①今までは弓手肩が抜けていたので(a)、左腕の力の方向は背面から前方向であり、手の内で(手首で的へ)方向修正する形であった(b)
②前頁の引分け(前回記事)によって弓手肩が入るようになったため(c)、腕の力の方向が変わった。この状態で、手の内の力を以前と同じようにかけようとすると手の内は特に何もせず今まで通り引くと(d)、矢を飛ばしたい方向と力のかかる方向に矛盾が生じて弦(矢)がうまく飛んでくれなくなると思われる
③よって今までの腕と手の内の関係をやめ、新しい力の流れに変えなくてはならない(e)
とはいえすぐにはうまくできないので試す探る。
…
何かを変えた場合、それ単体は良化だったとしても、他の部位へ影響を及ぼす可能性があるため(今回の例だと後ろ矢続発とか)、よく注意しておかなければならない。特に、今まで起きていなかったようなことが他で起きた場合には、その関連性を疑ってみるべきである。
今回は弓手肩の変化を起点とした内容でしたが、こういったことはどこの部位を変えても起きえる話なので、ひとつの考え方として有用ではないかと思います。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
180816
手の内の力のかける方向について、今までは弓手肩が抜けていたので、腕の力の方向は背面から前方向であり、手の内で方向修正する形であった(①)。
前頁の引分けによって弓手肩が入るようになったため、腕の力の方向が変わった。この状態で、手の内の力を以前と同じようにかけようとすると、矢を飛ばしたい方向と矛盾が生じて弦(矢)がうまく飛んでくれなくなると思われる(②)。
よって今までの腕と手の内の関係をやめ、新しい力の流れに変えなくてはならない(③)。
とはいえすぐにはうまくできないので試す探る。