所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
長年患ってきた早気は、多少なりの改善はあるものの、いまだ「満を持して離れる」という感覚はありません(特に三角弓などの矯正に本格着手してからはまた遠ざかった感がある)。
とはいえ、あれこれ考えたり試したりする中で見えてきた部分もあり、過去の記事では早気の要因を4つに分けた上で、特定のもののせいにしすぎず、まんべんなく改善点を探るべきだとしました。
その4つというのは、
- 射形
- 精神面
- 反射
- 筋力不足
であり、これらも完全に独立しているわけではなく、筋力不足が射形にも影響していたり、精神面と反射の線引きが難しかったりと、関連し合う部分もあります。
冒頭にも少し書きましたが、旧来の癖の矯正に着手したことによって、悪いなりにつり合っていた力の使い方を崩すことになり、一方で正しい力の使い方がまだわからないため、会の不安定さが一層目立つようになりました。
そのため今回のメモには、大きな字で『練習とは脳の教育である』とか『偽の矢頃を超える必要あり』と張り出して、自らに発破をかけています。
『練習とは脳の教育である』は、反射的な要素と精神面の部分です。意識のこもった反復練習により、旧来の間違った普通を新しく正しい普通に書きかえていかなければなりません。
『偽の矢頃を超える必要あり』やページ末尾の『越える、克つ』は精神面のことを言っているのだと思いますが、「偽の矢頃」は射形や筋力不足によって会を維持できなくなるのを脳が矢頃と誤認することが原因の場合が多いので、そっちも当たってみる必要があります。『弓手は最終的に肩から押す形になる感じに』はその一つで、肩が抜けて弓力をまっすぐ受けられくなりがちな私にとっては重要な指摘です。
過去記事内容の繰り返しになりますが、早気にはいくつかの要因が絡み合って存在しているので、着手のしどころがわかりにくいですが、例えば上記4分類の観点で同時並行してアプローチするのもいいのではないかと思います。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
180520(右ページ)
打起し→大三 弓手効かずに矢先が上がる
5/13に『会で馬手が元の感覚に戻ろうとする』とあるが、弓手の方向も切り下げ方向に行く雰囲気がある。左右共に注意。
会では左右共に力を切らさずにかけ続ける。そうすれば離れにあせる必要がなくなるはず。
左は打起しから会、離れまでずっと力を途切れさせないこと。
180526(右ページ)
練習とは脳の教育である
弓手は最終的に肩から押す形になる感じに。
偉人の射影もそうなっている。
偽の矢頃を超える必要あり
越える、克つ