肩が詰まる/抜ける
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回は、引分けにおける脇の働かせ方についてです。 肩が抜けたり(差し込まれたり)、肩を支点のように使ったりすると、脇は効かせられません。逆に、脇が効かせられているなら、肩はこれら症状にはならないはずです。脇…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 前回記事に引き続き、今回も「過去からの悪癖の真因では?」系記事です。 何の真因かといえば、「引き過ぎ」です。 これはもう積年の、 いやほとんど弓道始めた時からずっとの、 つまり四半世紀近くの、 悪癖です。 そし…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 引分けから会にかけ、肩が抜ける、詰まるという癖を抱えています。 弓手も馬手もです。 弓道を始めたころに肩甲骨を合わせる(近づける)ように引いていたのが原因の一つな気もするし、大学時代に、弓手肘を目いっぱいま…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回は、力をかけようとする方向(伸びる方向)を変えることについての話です。 前回記事の「天突く地突く」の項のごとく、肩線を押し下げることによって『弓手の始点も下がる』ことになり、結果的に『弓手は過去よりも劇…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 2つ前の記事で仮想20射対決の相手「Ⅳ」には皆中はないと書きましたが、間違いでした。 詳しくは記事下方のこの日のメモ部分を参照。詳しく触れるに触れられない。 それはさておき… 7月27日のメモには仮想試合だけではな…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモでは、肩が上がってしまう、馬手手先で引いてしまう、引き過ぎる という悪癖を是正すべく、目指すイメージを概念的および具体的の両面で言語化をしています。 ・肩根、上腕はⅤ(あるいはU)の力。肩が上がる癖…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモの内容は、弓手肩が抜けているのが良化したことによって引き起こされた変化に関するものです。 前回記事で、「当時も肩が抜けているのを治そうと試みたが、良くならなかったはず」みたいなことを書きましたが、…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモのこれ↓ をみて、愕然としました。 これと同じ絵をここ1か月半くらいの間(現在)に何回もメモに書いたからです。 そして、 『引分けで両肩をMAX開く』 ときたら、もうね。 昨年(2023年)の夏ごろに「引分け…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 会における上腕と体の力の使い方についての教えとして、次のようなものを大学時代によく聞きました。 『会⇒離れは、両開きの重い引き戸を(両手で左右に)こじ開けるように』伸びる とても分かりやすくて実践しやすい教え…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 今回のメモの前半は審査前のチェックポイント集みたいなものになっています。内容はここ最近の取り組みのまとめなので、ここでは割愛して、後半の「余談」の部分を取り上げます。 この「余談」には手書きの絵があるので紙…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 肩線が上がってしまうのには本当に苦労しています。 上がらない人にはどんな感じかすらわからないかもしれませんが、状態としては、「もうお手上げです」とか「さっぱりわかりません」みたいなときに両肩を上げ…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 先回記事でも出てきた「裾野(すその)」がまた登場します。裾野のそもそもの意味は「山のふもとの緩やかな傾斜地」ですが、このイメージが引分けや会での力の使い方の説明に用いられることがあります。息を腹…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 最近仕事が忙しくなってきて、更新頻度が減っています。 まあ忙しいと言っても今まで残業ほぼゼロ状態だったので、世間一般に近づいたくらいの話ですが、それに加えて仕事の範囲が広くなったことにより心的余裕…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモには重心、打起し、会に関することが含まれていますが、うまくまとめられる気がしないので、今回は打起しに絞って書いていこうと思います。 私は、打起しで肩が上がってしまう癖がありました。 正面で引い…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回記事では、練習メモを書くことや、メモのまとめをすることの意味について書いて「前編」としましたが、今回は「後編」として'16/3/21のメモの内容「3点の教え」について書いていきます。 1点目は弓手側の力…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモはあまり連続性がない項目が挙げられているので、いくつか取り上げて個別に説明したいと思います。 「円相」 円相は「まるいかたち」という意味で、仏教用語でもあるようです。 弓道においては、教本…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモは、謎のQ&A形式です。 そこでは、これまでも何度か触れてきている「首長なで肩」問題についての問答が繰り広げられています(興味があれば下の方の緑字参照)。 その問答の中でも言及のあるように、…
ヘッダ部分にあるゴム弓の画像とほぼ同時期の、的前の画像です。 以下、総集編的な解説です。 <会> 図中赤線馬手は手先でたぐって肘は下がり、弓手はまっすぐにつっぱって直線的で、肩線はアゴ浮きと同期して左上がりになる。このとき、会の形が「馬手前腕…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 過去のメモか記事で、引き過ぎの原因の一つは、中心(の感覚)が右側にずれていることだと書いたことがあるかと思います。これはニワトリ・卵議論でもあって、引き過ぎているから右にずれている、のかもしれな…
所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 『そもそもというところから入れば、引分け→会で首を伸ばしながら(縦線)肩をしずめる』 肩まわりの場当たり的な対症療法が相次いで失敗したことを受け、 基本に戻る必要性を感じたか。教本にもある、「左右の…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 弓手肩が詰まるのも、馬手を引きすぎるのも、中心が右よりになっていることが誘発している可能性がある。着眼点はいい。しかも弓手肩の詰まりは、実は三角弓の元凶なので、ここを問題視できているうちに解決し…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 肩甲骨を締める、近づけるというのは、基本的にはNGでしょうか。 それは体の中心方向に働く力であって、会で働かせるべき両肘方向の力とは反対なので、水平方向に関して言えばNGでしょう。 ただ、上下の位置関…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回メモにD形射形の派生形である『ソリッドD』というのが登場していたのですが、言及なきまま終わっていたので、今回はその説明からです。 D形射形は、両肘を肩線よりも高い位置にとる会の形で、そのようなイ…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] メモの冒頭で言及している9/27、9/28の大三というのはこちら。 9/27⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/16/103506 9/28⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/17/125744 この14年9月頃は、どちらかと…
所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] ここ最近は、手繰りや引き過ぎの対策として、馬手の肩肘の使い方を変えてみたり、下弦を強くとるなどしてきましたが、今回のメモによればどうもうまくいっていない様子。これだけいろいろ工夫しているのにうま…
所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 不気味に立ち並ぶ大三の絵(↑)は、三角弓とも関連の強い私の大三での悪癖(下画像↓)に対抗するためのイメージ図です。 肘が開いて手先で吊り上げるように弓力を受けている馬手(手繰り準備OK状態)に対しては、絵のごと…