サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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⇒記事一覧

『的を見下すと良いことはない』'15/10/04, 10/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 先回記事の「視点」や「視界」からの続きで、今回は「見方」についてです。 浮いているアゴをしめると、同じ頭のパーツである目の位置も一緒に下がる。目の位置が下がれば、物の見え方(視界)も大きく変わる。…

『口割とあご浮きと視界の関係』'15/09/26 , 09/27弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモ(9月27日の方)に出てくる「口割」に関しては、以前にも触れた記事があります。 一つは高いのは許容されることがあるのに、低いのがダメなのはなぜか聞いたことがない、というもの。高いのが許容さ…

『腰と重心の位置について』'15/09/19弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 私は胴造りに関して、「へそを下に向ける」のではなく「腰を入れる(背板が開く方向)」ようにし、重心は自分が中心と思っていたところよりやや後ろに置く意識でやっています(141019と150703参照)。 これらはあご浮きや…

『生涯的中率を5割に戻そうとしたら皆中何百回せないかんのか』'15/08/29弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモで『手の内がベタっぽくなる』と言っているのは、下写真のような感じのことです(ちょっと見にくいですが)。 そしてそうなるのは『後ろ方向へ押すこと』が原因ではないか、と言っています。確かに手…

『膝をどのようにしておくべきか』'15/08/22, 08/23弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 膝に関し教本には『膝関節は常に自然に伸び…』とありますが、皆様は何か意識していることはあるでしょうか。 試合や審査など緊張すると、 膝が決まらずに下半身がふわふわした感じになったり、足が震えたりする…

『緊張するとパフォーマンスが下がる』'15/08/13, 08/16弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回は、緊張についての話をします。 試合や審査で緊張する人もいれば、そうでもない人もいるかと思います。緊張する人の中には、緊張した方がいい結果が出るという人もいるでしょうが(羨ましい)、どちらかと…

筆者射影 2002年8月

ヘッダ部分にあるゴム弓の画像とほぼ同時期の、的前の画像です。 以下、総集編的な解説です。 <会> 図中赤線馬手は手先でたぐって肘は下がり、弓手はまっすぐにつっぱって直線的で、肩線はアゴ浮きと同期して左上がりになる。このとき、会の形が「馬手前腕…

『未来には手の内を解説できるようになっているか』'15/08/11弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 前回150808での手の内に関する問題提起(=ベタで右回転)に対して、2つ言及しています。ざっくり言えば指の配置と力の使い方についてですが、手の内は今まであまり取り組んできていないので、内容は極めて浅…

『手の内と時計』'15/08/01, 08/08弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前々回に手の内の話が出てきて、今回も手の内についてのメモです。 これまでは肩まわりの話が多かったので、新しい話題は非常にありがたいです。当時の自分もちょっと切り口を変えてみたかったのでしょうか。 …

『反骨精神はいいが反骨の相はちょっと』'15/07/17, 07/26弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] このところ内容が堂々巡りなので、改めてコメントしにくい… 毎度『劇的にやる』とかいいながら、気づいたら元に戻っているの繰り返し。 いや、そもそも変わってすらいないのでは? このまま進んでよいものか? …

『前回は重心。今回は手の内という王道』'15/07/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回の記事では触れませんでしたが、メモには重心を下げることに加えて、弓矢も体に近づける引き方についても書かれていました。 今回は、その引き方がもたらす手の内の変化についての話です。 その変化とは、…

『重心の位置について』'15/07/03弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 三角弓は腕の力で引く弓なので、上半身が強くなり、息は下に落ちずに胸で止まり、重心は前目になりやすいです(要は出尻鳩胸のような形)。あごは浮いて縦線は効かず、力いっぱい引いている割には安定感のない…

『弓手はギザギザまたはうねるように押す?』'15/05/24(後編)弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 弓手の力の流れは一直線ではないかもという話は以前にもしたことがあります。 その際、力は「沈めた肩から脇、上腕三頭筋、肘と伝わって手の内で矢筋に乗せるようにする」という案を書きました。これは今回のメ…

『矢束と口割とあご浮きの関係』'15/05/24(前編)弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモは『口割が低いと言われたが、左ページまでの経緯にて大いにあり得る』で始まります。 馬手が手先で引き過ぎ(手繰り)の状態だと、肘の角度は大きくなり手先の位置は高くなる。手先の位置が高くなるという…

『馬手の引き過ぎ。共犯は意外なあの・・・』'15/05/09弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 過去のメモか記事で、引き過ぎの原因の一つは、中心(の感覚)が右側にずれていることだと書いたことがあるかと思います。これはニワトリ・卵議論でもあって、引き過ぎているから右にずれている、のかもしれな…

早気について

早気。 こいつはとてもやっかいなやつです。私の弓歴は、ほぼすべて早気との戦いの歴史でもあります。高校で弓道を始めて、程なく早気になっていました。しかもいわゆる「反射早気」です。離そうと思うまでもなく、とっくに残心、というやつです。 あるとき…

『がっかりからの』'15/05/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモでは、弓手、馬手それぞれの肩や肘の位置取りについてあれこれ書かれていて、『取り組みながら取捨選択する』としていますが、実は、今現在まさにこれらを最重要課題として取り組み直しています。 と…

筆者射影2001

2002年のゴム弓の射影の記事のときに、それが筆者の現存する最古の射影だと書きましたが、もう少し古いのが見つかりました。 正面からの撮影ではないので少し分かりにくいですが、確実に三角弓です。 会の手の内の形はそんなに悪くは見えませんが、残心では…

『Back to the Future的な』'15/03/28, 04/04弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 『そもそもというところから入れば、引分け→会で首を伸ばしながら(縦線)肩をしずめる』 肩まわりの場当たり的な対症療法が相次いで失敗したことを受け、 基本に戻る必要性を感じたか。教本にもある、「左右の…

『追撃するか否かの判断は難しい』'15/02/28弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモの見開きは、前回からの続き(同じ日に書いている)です。先回も見開きで2ページだったので、合わせて計4ページ分となる大作ですが、内容はと言えば、この日も取り組んでいた肩甲骨を寄せる射法を…

『傾きスパイラル』'15/02/28弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 弓手肩が詰まるのも、馬手を引きすぎるのも、中心が右よりになっていることが誘発している可能性がある。着眼点はいい。しかも弓手肩の詰まりは、実は三角弓の元凶なので、ここを問題視できているうちに解決し…

『迷走中』'15/02/25弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回記事のごとく、肩が上がることへの対策として引分けで肩甲骨を近づけるようなイメージで引くと、上半身や腕に扇型みたいな力が際限なく働いて、鳩胸にもなるし、前腕が強くなり引き過ぎになってしまった。…

『肩甲骨は遠ざけますよね』'15/02/22弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 肩甲骨を締める、近づけるというのは、基本的にはNGでしょうか。 それは体の中心方向に働く力であって、会で働かせるべき両肘方向の力とは反対なので、水平方向に関して言えばNGでしょう。 ただ、上下の位置関…

筆者射影2002

この画像はパソコン版のヘッダ部分にも付けているもので、2002年の筆者の会です。ゴム弓ではありますが、現存する筆者の射影としては最古のものだと思われます。三角弓の定義である、「馬手を手先でたぐり、弓手をまっすぐにつっぱって引く癖。会の形が弓手…

『的前という風景』_'15/02/18, 02/22弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] D型射形の取り組みの流れで、肩を下げて、肘を高くしたい。 肩を沈める力を脇から上腕三頭筋につなげ、肘を押し上げるようなイメージで引き分ける。この下から上方向の力はそのまま手の内につながるとべた押し…

雑感(新型コロナその2)

今日も練習に行って来ました。雑感その1を書いてからも何回か行っており、ずっと閑散としていましたが、今日は悪天候もあってか一段と少なかったです。 雑感その1では、感染回避と習慣の断絶が人の足を遠ざけているのだろうと書きましたが、他にも経済的な…

『正しい道を進んでいるとは限らないとしても』'15/02/14弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回メモにD形射形の派生形である『ソリッドD』というのが登場していたのですが、言及なきまま終わっていたので、今回はその説明からです。 D形射形は、両肘を肩線よりも高い位置にとる会の形で、そのようなイ…

『射形図鑑②』'15/01/24弓道練習メモ(後編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記] 先回の前編に続いて後編は、左下の平行四辺射形からです。 これは、会で肘の位置を肩と同じ高さにとって両肘両肩が大地と水平に一直線となり、この直線を下辺、矢を上辺、両前腕を側辺とする平行四辺形が完成するというもの…

『射形図鑑①』'15/01/24弓道練習メモ(前編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記] ここではいくつかの射形を図示していますが、これらは左右の肩、肘、拳の位置関係で大別したものです。 左ページでは既存射形と言っていますが、これらすべての射形みたいに引いていたことがあるわけではなく、試したことが…

『人類史上最大の発明は文字だそう』'15/01/10, 01/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] メモの冒頭で言及している9/27、9/28の大三というのはこちら。 9/27⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/16/103506 9/28⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/17/125744 この14年9月頃は、どちらかと…