所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]
『そもそもというところから入れば、引分け→会で首を伸ばしながら(縦線)肩をしずめる』
肩まわりの場当たり的な対症療法が相次いで失敗したことを受け、 基本に戻る必要性を感じたか。教本にもある、「左右の肩を沈め、脊柱および項を真っ直ぐに伸ばし・・・」。
ただし、やろうとしてすぐにできるものではない。このとき体が水平と思っている感覚は右下がりになっているので、左右均等に力を流しているつもりでも、流れやすい右に偏り、あごも浮いてしまう。なので、上記のメモは『肩をしずめるは弓手肩が今は特に重要』と続き、流れにくい左に意識を置いてやろうとしています。
もっと荒療治的な発想を持ち込んでもいいかもしれません。。水平を目指すために、今は弓手7:馬手3の意識でやる。さらには実際7:3になるようにやってみる、とか。
バランス変更連鎖の法則により、話は手の内に波及します。『肩の詰まりをしっかり治してからとも思ったが、関連性が強く2度手間みたいになりそうだから一気に取り組む』のはいいと思います。手の内だけ治しても、他が変わるとまた変えないといけなくなる可能性が高いため。
その手の内は昔からだめです。メモの通り、べた押しが当時の進行形で、さらに過去は上から抑え込む「切り下げ離れ」用の上押しで、この2つしか手持ちがない。そしてこれは2020年7月現在、まさに重要課題の一つとして取り組み中です。
2020年現在…と言えば、当ブログの更新頻度は今のところ週2回くらいと思います。そして練習も週2回くらい行ってます。毎回メモを書いているわけではないので、少しずつは近づいていくはずですが、倍速で縮まっていくとしても2年半以上先ということになります。なんだか過去と現在(当時からみれば未来)を行き来しているような変な感じです。
話は今回のメモに戻りますが、「角見(剛弱)」とあります。私は「剛弱どころ」というのを、弓手手の内の親指の付け根の肉の厚い部分のことだと思ってこう書いていたのですが、これはどうも間違いのようです。ブログを書くまで間違って理解していました。剛弱どころは、正しくは脈どころ付近のようです(…間違っていたら指摘ください)。知らずに誤用している用語は他にもあると思います。その際はご指摘をお願いいたします。
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弓道練習メモ(画像は記事の下部分)
15.03.28
そもそもというところから入れば、引分け→会で首を伸ばしながら(縦線)肩をしずめる。肩をしずめるは弓手肩が今は特に重要。
15.04.04
的前だと弓手側が中途半端になりやすい。的前で(腕・肩が)正しい位置になるよう癖にすること。
同時に手の内も治す。肩の詰まりをしっかり治してからとも思ったが、関連性が強く2度手間みたいになりそうだから一気に取り組む。
今の手の内はベタか、かっくん上押ししかない。角見(剛弱)の生きたきれいな手の内にしたい。