サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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『重心の位置について』'15/07/03弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下]

三角弓は腕の力で引く弓なので、上半身が強くなり、息は下に落ちずに胸で止まり、重心は前目になりやすいです(要は出尻鳩胸のような形)。あごは浮いて縦線は効かず、力いっぱい引いている割には安定感のない脆弱な射のイメージです。

これだと矢所も安定しないし、何よりかっこわるい。

 

そして私の場合は、日常の姿勢や歩き方も、腹の据わっていないふわふわした感じだという自覚が30歳前後からあったので、これを直そうと試行錯誤を始めていました。

メモにある『普段の重心7割後ろ』というのはその際に試していたイメージで、わかりやすく言ってしまえば「かかと重心」です。

後ろに倒れそうになるのをこらえようとすると、自然とあごをひいて首筋が伸びるかと思います。こういうバランスの方に持ちこみたい、というわけです。

重心の位置に関して最終的に目指すべきところは、教本の後ろの絵にある、「左右のつま先とかかとを交差するように結んだ線の少し前」、あるいは「交差する点そのもの」であるべきと言われていますが、30余年で固着した体の構造により、丁度よくやるというのは極めて難しいので、一旦「やりすぎ」から始めます。

言うまでもなく、前重心で困っている人以外はこれをやってはだめです。

後ろ重心で困っている人が同じような療法を試そうとすると、前につんのめる様なバランスでやってみることになるのでしょうか。私には想像できない感覚ですが。

 

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弓道練習メモ(画像は記事の下部分)

150703(左ページ)

「普段の重心7割後ろ」を参考に弓を引くときにも足の裏に均等に重さがかかっていることを意識する。特にかかとにも重さがかかっていることが重要。

引分けはどちらかというと背面側に引いて両肩で弓の重さを受けとめるような会にする。このとき、かかとから頭に抜ける重心と、引分けがクロスして抵抗があるが、クロスしたまま続ける。そうしないと会が前に落ちて弓矢が遠くなる。

引分けおさめに弓手がきつい。きついが勝ち続けないと弓手の力が伝わらない(弓手を使っていない)会になる。

 

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