所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
『阿波』
といえば、もちろん弓聖 阿波研造範士のことです。
とはいえ、当然直接教えてもらったことはないですし、その教えを記したものを読んだことがあるわけでもありません。
範士のことはオイゲン・ヘリゲル氏の『日本の弓術』を読んだことがあるから知っているというだけで、教えの内容は知らず、教本第二巻や道場にある写真、インターネットなどでその射影を見たことがある程度です。
では、メモの『阿波』がどういう意味合いなのかといえば、おそらく弓手肩から上腕と肘にかけてのイメージのことを言っているのだと思われます。
その会相は、しっかり下がった肩根から上腕、肘が低く力強く続いており、私にはとても印象的なものです。
射影によってはこんな風に見えるものすらある(馬手肩は着物による見え方と思われる)。
この弓手のイメージは、私が課題としている「肩が抜ける・上がることによって弓力を受け止められない」の対極に位置しており、良い目標像になると考えたのでしょう。三角弓の対極にあるとも言えると思います。
今回記事を書くにあたり、久しぶりに範士の射影を見ましたが、やはり弓手の圧倒的な力強さを感じる、気がする。
力の使い方は写真からでは読み取れないですが、まずは筋骨の配置からでも近づけてみたいもの。
でもこれは、今までの弓歴(三角弓)をぶっ壊さなければならないので、本当に大変なことでもあります。
とはいえ、これに取り組まなければこれ以上進むことはできないところまで来てしまったと思っています。
そして、すでに取り組み始めてしまったため昔の射がよくわからなくなっており、もう引き返すこともできなくなっています。
走り切るしかない。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
190630(左ページ)
・今までの(試合での)会のテンポを絶ち切る必要がある。
・会で的ににじり寄る練習
・阿波
・的中を求められる練習を。一手?8射ごと?
・離れは会がMAXのところで出すように。毎射徹底する。