所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]
私は胴造りに関して、「へそを下に向ける」のではなく「腰を入れる(背板が開く方向)」ようにし、重心は自分が中心と思っていたところよりやや後ろに置く意識でやっています(141019と150703参照)。
これらはあご浮きや出尻鳩胸を直すために選択している方策であり、今のところの感じとしては悪くないと思っています。
胴造りも骨格や癖などで人により意外と万別だと思いますので、しっくりきていない方はいろいろ試してみてもいいかもしれません。ただ指導者や流派などの制約により難しい場合もあるでしょうが。
今回のメモにある『腰板の下を前面に出す感じにする(学生時代のとは逆?)』と『デブの人の胴造りを目指す。安定した下半身に会をのせるイメージ』というのは最初の段落で述べたこととほとんど同じことを言っています。
学生時代、体育館の仮設弓道場での大会(結構大きめのやつ)で、他学の太った人が後ろ重心でどっしり立って、強弓引いて大落で皆中する印象です。なんのこっちゃと思われるでしょうが、共感していただける方もいる、かも。
話は変わってメモの最後の『引分けで矢が視界の上から水平にゆっくり下りてくるような感覚』について。引分けの際、矢は当然視界の上から下りてくるわけですが、あごが浮いていると、顔の面と矢とが垂直でなくなり、矢が顔にかぶさってくるような感じになります。なので、そうならないように「矢が頭頂から下がってくる感覚」をつかみなさい、というのが込められた内容になります。
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弓道練習メモ(画像は記事の下部分)
150919(右ページ)
・胴造り
腰板の下を前面に出す感じにする(学生時代のとは逆?)
デブの人の胴造りを目指す。
安定した下半身に会をのせるイメージ
・富士山麓は、しばらくやり過ぎくらいでやる。
沈めた肩を基礎に「腕で」富士山麓。
会後半きついが、やり過ぎくらいで。
・アゴ
引分けで矢が視界の上から水平にゆっくり下りてくるような感覚。