所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下]
過去のメモか記事で、引き過ぎの原因の一つは、中心(の感覚)が右側にずれていることだと書いたことがあるかと思います。これはニワトリ・卵議論でもあって、引き過ぎているから右にずれている、のかもしれないですが、いずれにしても大きく関連があることは確かです。あとは、あごが浮いている、とかも仲間でしょう。
そしてもう一つ、先回のがっかり後の練習の中で容疑者に上がっているのが、弓手肩です。
弓手肩が詰まっています。「詰まっている」というとはっきり伝わりにくいですが、要は、弓に押されて肩が上がるまたは後ろに逃げて、左手全体が体に近くなっている状態です。左が中心に寄れば、中心自体は当然右に動きます。
会まで引いてきて、鏡を見ると肩線は右下がりです。そのまま弓手肩を左に押し出そうとすると、数センチ動きます。そして肩が下がる。
そういうことか、と。
お前が犯人に違いない。にも関わらず、馬手の悪さが目立つように仕向けて捜査を攪乱するなど…その手口は巧妙かつ陰湿で情状酌量の余地なし。徹底的に修正させてもらう。
最近の記事のメモ(3月28日、4月4日、5月9日(前半部分))では、引き過ぎと弓手肩との関係にかなり突っ込んで言及している。にもかかわらず、根治することができず、5年以上の歳月が過ぎた今現在にまた再発見したみたいな形になっている。
若い頃はそれでよかったかもしれないが、この歳でそんなことをやっていてはダメだ。
同じ過ちはもう繰り返したくないものです。
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弓道練習メモ(画像は記事の下部分〔今回絵あり〕)
150509(前ページ分)
とりあえず引き過ぎを治しにかかる。肩との位置関係も重要。
アイテムは、
・弓手引分け肘を遠ざけるような感じ
・上記プラス小さく絞り込む
・上につり上げる、など
取り組みながら取捨選択する。また、馬手に取り組みながらもこれら(弓手肩と手の内)には気を配り続けること。
引分けで肘で引く=手先の角度がつかない状態でひいてくると、おさめ際では手先と肩の距離が近づいてくる。このとき、近づきすぎる=肩が盛り上がる感じを恐れると、手先で引いて距離を離すか、または肩を落として距離を離すしかない。
だからおさめ際に距離が近づくのはむしろ正しく、それをしっかり完了させなければならない
150509(次ページ分)
そうすれば馬手は小さくおさまることができて引き過ぎにならない。肘の角度も小さくなり口割りは低くなる。
◆◆絵◆◆
とりあえずこれが身につくように練習して、しながら試行錯誤する。
肩が上がるとかっこわるいのでそれにも注意。