2002年のゴム弓の射影の記事のときに、それが筆者の現存する最古の射影だと書きましたが、もう少し古いのが見つかりました。
正面からの撮影ではないので少し分かりにくいですが、確実に三角弓です。
会の手の内の形はそんなに悪くは見えませんが、残心では激しく時計回りに回転し、弓の末弭は大きく脇正面側に倒れこんでいます。馬手がもう少し小さければ、歌舞伎の「見得」みたい。
これら画像は、動画からの切り出しなので、離れも見れるのですが、一直線と言うよりは両拳とも少し下めに切ってまた矢筋に戻るみたいな感じ。擬態で言えば、ぽわーん。
そしてこんな感じの射はこの先も当面つづきます。メモが進行中の2015年も基本こんな感じだったでしょう。 もはや根比べの領域。
こんな射をしていた学生時代の私ですが、周りには数多のスター達がいました。しかし彼らのほとんどは弓道を続けていません。
そして、私は続いています。もはや永遠の謎。
彼らの技術や才能なら天下取れる可能性もあったろうに、何ででしょうかね。
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