所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
今回のメモは、毎年恒例の地区新年射会の一つ前の練習のものと、射会当日のものです。
一つ前の練習のメモでは、最近取り組み始めた手の内周りの矯正の継続をベースにしつつ、『体 縮こまらないように』とか、『離れゲージを最大にしてドーンってやる』と、思い切って伸び切って離れを出すことを掲げています。
言うまでもなく、迷い多き中で試合を迎える状況にあっては、もうこれしかないというやつです。
そして当日がどうだったかというと、
礼 (金) 競
〇〇 × 〇〇〇〇|6 で決勝
遠近〇 で優勝
急に尺二6連中ののち、遠近(これも尺二)も寄せきって優勝。
(5年前のことだけど記憶がほぼない。こんなことあったか??)
この日唯一のコメント『左記で勝った』 はドヤ感満載。
まあ確かに、直近で取り組んでいた手の内矯正がらみの「離れの瞬間まで抑えをきかせ、力を解かないように。角見で的を見る」と、冒頭の思い切ってやるしかないという割り切りが、いい感じにかみ合って的に寄ったのかもしれません。そういう意味では『左記で勝った』もあながち間違いではないか。
たまにこういうことがあるのが弓道の醍醐味だと思います。
そんなに中らない人でも、前日調子悪くても、当日なんかのはずみで急に皆中することもある。
とにかくやるべきことを決めて、一本目でそれがそれなりにできて、しかも的の方に飛んでくれたときに、あとはこれを繰り返せば… というタイトロープ感は本当に弓道の醍醐味の一つ。練習ではできないことができるときがある。
とはいえ、それはやむを得ずその状態で試合を迎えてしまった時の心持ちの話であって、端から狙うものではない。
今回みたいな結果になるのは本当に偶然みたいなもの。半分中らないことの方が頻度としては多い。学生だったら(社会人でも何でもそうかもしれないが)こんなんではそもそも使ってもらえない。
波がありすぎる(というか底が深くて長い)のは、射が変化していて定まっていないから。それ自体は悪癖の改革に踏み込んでしまったからなので、ある程度仕方がないのだけど、できるだけ早く収束させなければならない。
物理にかなった体のレイアウトと動作を早く探り当て、数と意識で板に付けたい。
↓↓ 記事を投稿したらX(twitter)でお知らせしていますので、よろしければフォローお願い致します
Follow @recroo_kyudo
- -スポンサーリンク(楽天市場)- -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
190113(左ページ)
・1/10継続
・馬手はコンパクトに(ずっとやってるやつ)
倒すのではなく起こす。
・体 縮こまらないように。
・狙いがついても今までのタイミングで離しに行くな。
弓手離れ・馬手離れになる。
離れゲージを最大にしてドーンってやる。
190120(右ページ)
礼 (金) 競
〇〇 × 〇〇〇〇|6 で決勝 遠近〇で優勝
左記で勝った