サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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2020-01-01から1年間の記事一覧

『迷走中』'15/02/25弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回記事のごとく、肩が上がることへの対策として引分けで肩甲骨を近づけるようなイメージで引くと、上半身や腕に扇型みたいな力が際限なく働いて、鳩胸にもなるし、前腕が強くなり引き過ぎになってしまった。…

『肩甲骨は遠ざけますよね』'15/02/22弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 肩甲骨を締める、近づけるというのは、基本的にはNGでしょうか。 それは体の中心方向に働く力であって、会で働かせるべき両肘方向の力とは反対なので、水平方向に関して言えばNGでしょう。 ただ、上下の位置関…

筆者射影2002

この画像はパソコン版のヘッダ部分にも付けているもので、2002年の筆者の会です。ゴム弓ではありますが、現存する筆者の射影としては最古のものだと思われます。三角弓の定義である、「馬手を手先でたぐり、弓手をまっすぐにつっぱって引く癖。会の形が弓手…

『的前という風景』_'15/02/18, 02/22弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] D型射形の取り組みの流れで、肩を下げて、肘を高くしたい。 肩を沈める力を脇から上腕三頭筋につなげ、肘を押し上げるようなイメージで引き分ける。この下から上方向の力はそのまま手の内につながるとべた押し…

雑感(新型コロナその2)

今日も練習に行って来ました。雑感その1を書いてからも何回か行っており、ずっと閑散としていましたが、今日は悪天候もあってか一段と少なかったです。 雑感その1では、感染回避と習慣の断絶が人の足を遠ざけているのだろうと書きましたが、他にも経済的な…

『正しい道を進んでいるとは限らないとしても』'15/02/14弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回メモにD形射形の派生形である『ソリッドD』というのが登場していたのですが、言及なきまま終わっていたので、今回はその説明からです。 D形射形は、両肘を肩線よりも高い位置にとる会の形で、そのようなイ…

『射形図鑑②』'15/01/24弓道練習メモ(後編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記] 先回の前編に続いて後編は、左下の平行四辺射形からです。 これは、会で肘の位置を肩と同じ高さにとって両肘両肩が大地と水平に一直線となり、この直線を下辺、矢を上辺、両前腕を側辺とする平行四辺形が完成するというもの…

『射形図鑑①』'15/01/24弓道練習メモ(前編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記] ここではいくつかの射形を図示していますが、これらは左右の肩、肘、拳の位置関係で大別したものです。 左ページでは既存射形と言っていますが、これらすべての射形みたいに引いていたことがあるわけではなく、試したことが…

『人類史上最大の発明は文字だそう』'15/01/10, 01/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] メモの冒頭で言及している9/27、9/28の大三というのはこちら。 9/27⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/16/103506 9/28⇒ https://sankakuyumi.com/entry/2020/05/17/125744 この14年9月頃は、どちらかと…

雑感(新型コロナ)

地元の弓道場が6月から再開したので、朝から行ってきました。再開後初の週末なので、待ちかねた弓道家たちでごった返しているだろうと思い、3密が少し心配でした。だから、的は数本できれば御の字くらいのつもりでいました。 ところが、練習していたのは自分…

『練習とは脳を教育することである』'15/01/04弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 馬手は、行射中に射手からは見えないため感覚を信じるしかなく、その感覚が疑わしいとなったときには、正攻法で突破するのは難しい。 たとえば肘が下がるから「下がらないように」とか「肩くらいの高さになるよ…

『弓納めには火鉢が欲しい』'14/12/20弓道練習メモ(左ページ)

14.12.20(左ページ) 2014年最後の弓道練習メモ。 30過ぎているが(当時すでに)、『視界・肩・腕の位置関係の感覚を作り直す』。 それは脳へのアプローチ。 Follow @recroo_kyudo スポンサーリンク(楽天市場) //

『三半規管を教育しなきゃ』'14/12/13弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] ここ最近は、手繰りや引き過ぎの対策として、馬手の肩肘の使い方を変えてみたり、下弦を強くとるなどしてきましたが、今回のメモによればどうもうまくいっていない様子。これだけいろいろ工夫しているのにうま…

『招き猫は手先でたぐっている』'14/10/29, 11/03弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] とにかく馬手を手先で引かないと言うことに特化して、肩を支点に巻き付けるとか、高く保つとか、意識すべきことを具体化して引いてきたはずが、パッと鏡を見ると、もとにもどっとるやん。最初にこれでいこうと…

『探す』'14/10/26弓道練習メモ

弓道練習メモ ※画像は最下 14.10.26(右ページ) 弓と馬を結びつけられるのは 縦 しかないはず。 会で中たりそうなところまで来ない(来る気がしない)のであれば、こっちから探しに行くしかない。 最初は力でもちこんでも良し。 逆に言えば今までの会での仕…

『射は絶妙なバランスの上に成り立っている。例え悪射であっても』'14/10/22弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回・前々回と、引き過ぎ対策のために馬手肩を高い位置で支点にして、腕を巻き付けるようする引き方について述べてきましたが、今回のメモはそれによって起きた(副)作用についての話です。 ざっくり言えば、…

『富士山の裾野と弓道』'14/10/19弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモ冒頭にある『富士裾野引き』の「裾野」というのは、引分けや会の際、肩を沈めて重心を下げ息を腹に落とし、力を中心から左右均等に、徐々にかつ途切れることなく加えていくことを、山の裾野の広がりに例え…

『「引き過ぎ」を「適切」にするのは相当難しい』'14/09/28弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 引き過ぎとか、力が入りすぎているという状態に対し、「引かないように」とか「力抜いて」とかいう指導は、ただ目指す状態を表現しているだけに等しく、そこにたどり着くために具体的に何をすればいいかには触…

『大三で馬手肩あげていいのか問題』'14/09/27弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 不気味に立ち並ぶ大三の絵(↓)は、 手先で手繰ってしまう馬手(馬手側の三角)に対して、大三で肘をめいっぱい高くとることで手先に力が入らないようにし、弓手のベタ押しに対しては、押さえを効かして低くとる、という…

『手の内治すの先送りしてきました』'14/08/24弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回は手の内の話。 手の内はずっとうまくいっていない部分の一つです。 前回の記事で書いた「高校の頃は弓も力ずくで押しにいっていたので、左肩はむしろ入り気味だった」という内容に関連して、その当時は手…

『まだまだ序章。物語は「馬手肘を吊り上げる」から』'14/07/25弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 「弓手は開くようなイメージで」と言うのはよく言われる話ですが、それを肩ではなく「角見で弓を押し開く」と言うのは、解釈によっては賛否あるかもしれません。今の私の感覚としては、矢筋方向へ押し込むよう…

『打倒サンカクユミ』'14/06/10弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] このブログのテーマである「三角弓」というのは、弓手をつっかえ棒のようにまっすぐ伸ばし、馬手を手先でたぐって弓を引くことで、会の形が「弓手角見、馬手肘、馬手手首を頂点にした三角形」のようになる射法…

弓道メモ帳No.2スタート

ではこれから弓道練習の際に書き留めたメモを見開き単位で公開していきます。 社会人になってからは週平均1~2回くらいの頻度で練習していますが、毎回書いているわけではなく、「重要だが次の練習までに忘れてしまいかねないと思う内容」があるときに書いて…

はじめまして(自己紹介)

2002年 著者射影(ゴム弓) りくろと申します。 弓道歴20年程になる社会人弓道家です。 高校、大学と会相が三角形の弓=三角弓(上の写真参照)を引いてきて、社会人になってしばらくしてから本気で直そうと決意するも一進一退。早気とも長い戦いを繰り広げ…