サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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⇒記事一覧

2020-01-01から1年間の記事一覧

『バンザイの反対はペンギン』'15/11/10 , 11/17弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前の試合で「いい(と思った)矢が上に抜ける」が課題として挙がりました。 今回はこれに対する取り組みで、その原因を手の内ではないかとしています。ただ、『何か考える必要があるが、鏡で見ると形は悪くない…

『緊張という機能の目的は何なのか?』'15/11/06 - 11/08弓道練習メモ(後編)

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモの内容は、試合の反省と今後の取り組みへと続きます。 試合のあとらしく、緊張に関しての話です。 私は試合などでは基本緊張するので、それにどう対処するのがいいかは課題の一つであり、以前の記事でも触…

『実業団の大会2015』'15/11/06 - 11/08弓道練習メモ(前編)

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] さて、いよいよ試合となりました。 この試合というのは、実業団(会社とか官公庁とか)の大会で、色的を使って点数制で競うものです。的心付近が黄色で10点、その外が緑色で7点、さらに外が朱色で5点、一番外側…

『調子の悪さと試合の緊張でマイナス×マイナス=プラスみたいになってほしい』'15/10/29 , 10/31弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回練習では「もう横線では解決の糸口なし」のため、「縦線に託」した。 しかし、そう簡単には「縦と横が連携しない…」。 やはり託すべきは魏延ではなく孔明の方だったか… 試合まであと8日。 会で緩んで狙いや…

『弓道ブログなのに黄忠ではなく魏延』'15/10/28弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 試合まで時間がない(2週間を切っている)ことから、前の練習ではもう細かいことは抜きにして、矢筋に「いち、にの、さん」でいこうと決断しました。 しかし、その「いち、にの、さん」がものにならない。 「矢…

『せめてあとは矢に聞いてくれと言いたい』'15/10/24弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] いよいよ切羽詰まってきた感が伝わってくる『そして仕上げに入らざるを得ない…』という言葉。そう、試合までちょうど2週間。 これまで色々なことに取り組んできたが、どれも形になるところまで至らず、中途半…

『試合出るって言わなきゃよかったって思うやつ』'15/10/14弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 先回メモの方針「肩を最下点(底辺)として上方向へ両肘を伸ばす。手の内は上押しはかかりようのない形になるがそれは良しとする」の結果、案の定、上に飛ぶようになってしまいました。 弓手の力が上方向に解放…

『審査や試合が上達を阻む?』'15/10/12弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 会で肩が詰まるように上がっている形から、沈めた形に下げつつ、拳(口割)の高さは変えないようにしようとすると、弓手としては今までよりも上を向く形になります(この経緯は先回記事参照)。 なので、本来な…

『口割の概念は必要か』'15/10/11弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモは、謎のQ&A形式です。 そこでは、これまでも何度か触れてきている「首長なで肩」問題についての問答が繰り広げられています。 その問答の中でも言及のあるように、教本の巻末にある図解に出てくる射…

『的を見下すと良いことはない』'15/10/04, 10/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 先回記事の「視点」や「視界」からの続きで、今回は「見方」についてです。 浮いているアゴをしめると、同じ頭のパーツである目の位置も一緒に下がる。目の位置が下がれば、物の見え方(視界)も大きく変わる。…

『口割とあご浮きと視界の関係』'15/09/26 , 09/27弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモ(9月27日の方)に出てくる「口割」に関しては、以前にも触れた記事があります。 一つは高いのは許容されることがあるのに、低いのがダメなのはなぜか聞いたことがない、というもの。高いのが許容さ…

『腰と重心の位置について』'15/09/19弓道練習メモ

所感・解説 [メモの引用は緑字表記] 私は胴造りに関して、「へそを下に向ける」のではなく「腰を入れる(背板が開く方向)」ようにし、重心は自分が中心と思っていたところよりやや後ろに置く意識でやっています(141019と150703参照)。 これらはあご浮きや…

『生涯的中率を5割に戻そうとしたら皆中何百回せないかんのか』'15/08/29弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回のメモで『手の内がベタっぽくなる』と言っているのは、下写真のような感じのことです(ちょっと見にくいですが)。 そしてそうなるのは『後ろ方向へ押すこと』が原因ではないか、と言っています。確かに手…

『膝をどのようにしておくべきか』'15/08/22, 08/23弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 膝に関し教本には『膝関節は常に自然に伸び…』とありますが、皆様は何か意識していることはあるでしょうか。 試合や審査など緊張すると、 膝が決まらずに下半身がふわふわした感じになったり、足が震えたりする…

『緊張するとパフォーマンスが下がる』'15/08/13, 08/16弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 今回は、緊張についての話をします。 試合や審査で緊張する人もいれば、そうでもない人もいるかと思います。緊張する人の中には、緊張した方がいい結果が出るという人もいるでしょうが(羨ましい)、どちらかと…

筆者射影 2002年8月

ヘッダ部分にあるゴム弓の画像とほぼ同時期の、的前の画像です。 以下、総集編的な解説です。 <会> 図中赤線馬手は手先でたぐって肘は下がり、弓手はまっすぐにつっぱって直線的で、肩線はアゴ浮きと同期して左上がりになる。このとき、会の形が「馬手前腕…

『未来には手の内を解説できるようになっているか』'15/08/11弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 前回150808での手の内に関する問題提起(=ベタで右回転)に対して、2つ言及しています。ざっくり言えば指の配置と力の使い方についてですが、手の内は今まであまり取り組んできていないので、内容は極めて浅…

『手の内と時計』'15/08/01, 08/08弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前々回に手の内の話が出てきて、今回も手の内についてのメモです。 これまでは肩まわりの話が多かったので、新しい話題は非常にありがたいです。当時の自分もちょっと切り口を変えてみたかったのでしょうか。 …

『反骨精神はいいが反骨の相はちょっと』'15/07/17, 07/26弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] このところ内容が堂々巡りなので、改めてコメントしにくい… 毎度『劇的にやる』とかいいながら、気づいたら元に戻っているの繰り返し。 いや、そもそも変わってすらいないのでは? このまま進んでよいものか? …

『前回は重心。今回は手の内という王道』'15/07/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 前回の記事では触れませんでしたが、メモには重心を下げることに加えて、弓矢も体に近づける引き方についても書かれていました。 今回は、その引き方がもたらす手の内の変化についての話です。 その変化とは、…

『重心の位置について』'15/07/03弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 三角弓は腕の力で引く弓なので、上半身が強くなり、息は下に落ちずに胸で止まり、重心は前目になりやすいです(要は出尻鳩胸のような形)。あごは浮いて縦線は効かず、力いっぱい引いている割には安定感のない…

『弓手はギザギザまたはうねるように押す?』'15/05/24(後編)弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 弓手の力の流れは一直線ではないかもという話は以前にもしたことがあります。 その際、力は「沈めた肩から脇、上腕三頭筋、肘と伝わって手の内で矢筋に乗せるようにする」という案を書きました。これは今回のメ…

『矢束と口割とあご浮きの関係』'15/05/24(前編)弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] メモは『口割が低いと言われたが、左ページまでの経緯にて大いにあり得る』で始まります。 馬手が手先で引き過ぎ(手繰り)の状態だと、肘の角度は大きくなり手先の位置は高くなる。手先の位置が高くなるという…

『馬手の引き過ぎ。共犯は意外なあの・・・』'15/05/09弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 過去のメモか記事で、引き過ぎの原因の一つは、中心(の感覚)が右側にずれていることだと書いたことがあるかと思います。これはニワトリ・卵議論でもあって、引き過ぎているから右にずれている、のかもしれな…

早気について

早気。 こいつはとてもやっかいなやつです。私の弓歴は、ほぼすべて早気との戦いの歴史でもあります。高校で弓道を始めて、程なく早気になっていました。しかもいわゆる「反射早気」です。離そうと思うまでもなく、とっくに残心、というやつです。 あるとき…

『がっかりからの』'15/05/09弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモでは、弓手、馬手それぞれの肩や肘の位置取りについてあれこれ書かれていて、『取り組みながら取捨選択する』としていますが、実は、今現在まさにこれらを最重要課題として取り組み直しています。 と…

筆者射影2001

2002年のゴム弓の射影の記事のときに、それが筆者の現存する最古の射影だと書きましたが、もう少し古いのが見つかりました。 正面からの撮影ではないので少し分かりにくいですが、確実に三角弓です。 会の手の内の形はそんなに悪くは見えませんが、残心では…

『Back to the Future的な』'15/03/28, 04/04弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下] 『そもそもというところから入れば、引分け→会で首を伸ばしながら(縦線)肩をしずめる』 肩まわりの場当たり的な対症療法が相次いで失敗したことを受け、 基本に戻る必要性を感じたか。教本にもある、「左右の…

『追撃するか否かの判断は難しい』'15/02/28弓道練習メモつづき

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 今回のメモの見開きは、前回からの続き(同じ日に書いている)です。先回も見開きで2ページだったので、合わせて計4ページ分となる大作ですが、内容はと言えば、この日も取り組んでいた肩甲骨を寄せる射法を…

『傾きスパイラル』'15/02/28弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下] 弓手肩が詰まるのも、馬手を引きすぎるのも、中心が右よりになっていることが誘発している可能性がある。着眼点はいい。しかも弓手肩の詰まりは、実は三角弓の元凶なので、ここを問題視できているうちに解決し…