サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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『あごと左肩』'16/7/15, 16弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]

今回のメモにはあまり真新しいものがないのですが、

弓手肩抜けやすい。弓懐から危うい』 と 『あごを締めようとすると肩の開きが甘くなる。感覚(位置関係)を矯正する必要あり』 という部分から、あごと左肩についての話をしたいと思います。

 

弓手肩が抜けやすいのはこれまで何回も出てきています。弓に差し込まれるような形となり、肩線が左回転します。だからこれに気づいたときには治そうとし、良化することもあります。

しかし、いつの間にか戻ってしまうことが多い。そのきっかけが、同じく悪癖の一つであるあご浮きを治そうとすることにある、というのです。

 

あごと左肩は近くにあるため、その相対的な位置関係や距離が無意識のうちに心身に記憶されています。特に、あごは頭の一部であるため視界とも連動しており、肩の位置は視界にも記憶されます。

なので、肩が入れば(逃げなくなれば)、今までの位置関係や距離を無意識のうちに維持しようとして、あごが逃げるように浮き、逆にあごをしめると肩が逃げてしまうのです。この働きは無意識のうちにおきているので、意図しない部分が変わっていることに気づきにくい。そのため、毎回毎回イタチごっこをしているわけですが、このカラクリに気づけたならば手の打ちようはある。

 

今回の場合ならば、目指す姿である「肩が逃げずにあごも浮かない」における位置関係と距離感を、人に見てもらったり鏡を見たりしながらまず心身でしっかり理解する。そしてそれをチェックポイント化して何日も繰り返し、以前の位置関係と距離感を上書きしきるところまで続ける。他の取り組みが飛び込んでくるとそれに押し出されて忘れてしまう可能性が高いので、メモの先のページ(将来書くところ)にあらかじめ書いておくとか、下がけに書いておくとか、スマホの待ち受けに書いておくとかして、忘れることが出来ないようにしておく。まあどのくらいこれを優先したいかにもよりますが。

 

個人的には、あごに関しては何を置いても最優先にしていい対象だと思います(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。

 

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この日の弓道練習メモ  [メモの活字化(画像は最下)]

160715, 0716(右ページ)

・弓手肩抜けやすい。弓懐から危うい

・馬手の円相引分け 的前だと弱くなる傾向。少し手繰り感覚っぽいのが良いかも。
 肩が入っていれば、いわゆる手繰りにはならない。 

 ・これ(前回メモの内容)
 あごを締めようとすると肩の開きが甘くなる。感覚(位置関係)を矯正する必要あり。

・圧倒的後ろ飛び 会での伸び方向に着手するかどうか。

・会ではもう一度引分けのつもり。もしくは打起しからのつもり。 

 

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