所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
このブログのタイトルでもある「三角弓」は、馬手先Maxで手繰って引っ張り込む引き方であり、私は高校以来*十年もそのような引き方をしてきました。

しかし、ある頃からその引き方では近い将来決定的な壁にぶつかって先に進めなくなるのをようやくにして悟り、矯正に一気に舵を切ったのでした。
当然ながらその矯正は一朝一夕に行くものではなく、志半ばにして現在に至ります。
今回のメモでは、弓手馬手それぞれについて以下のように言及しています。
『馬手は包み込むというか抱え込むような降ろし方の感覚を』
『弓手は肩の力で弓を押す、弓に応えるのを第一チェックポイントにする』
馬手の「包み込む」「抱え込む」というのは、拳や前腕を外側(脇正面側)から抱き込むように回しこんで取り懸けるイメージで、引分けもそのイメージのまま継続せよ、と言っています。
肩と拳の距離は近くなり、肘の位置も従前よりも下がらない(下がれない)ようになります。手先で引っ張り込む引き方とは正反対みたいな引き方で、これをやり切れれば引き過ぎ問題も大きく改善しそうです。
また、弓手も従前は手先MAXで弓を抑えてこんでおり、肩は活きておらず差し込まれて上ずっている状態だったため(三角形の下側の斜めの辺を構成)、「肩の力で弓を押す、弓に応えるのを第一チェックポイントにする」で蘇生活動開始を宣言します。
そして、これらをまとめるように、
『(両)肩で狙って肩で離す。手先は従わせるだけ』
と記述し、最後に
『力の拠り所がないから手先で引かざるを得なかったってことか!』
で締めています。
ようやくですか? と言えなくもないけど、自分自身の強力な納得感とともにここに行きついたのは、大きな転機にできるかもしれません。ようやく始まったという見方もでき、ここまでは長い時間がかかってしまったけれど、もしかしたらここからは加速していける、ような気もしています。本当にそう思います。信じるしかない。
だって、「手先は従わせるだけ」なんて…
将来こんなこと言うようになってるよって若い頃の自分が聞いたらひっくり返ると思います。それくらい、変わっていきつつあります。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
231128
面しめを組み合わせようとした途端、手先の引き過ぎになる。
肩引き出しと面しめが両立した引分けを繰り返すこと
言葉で説明しにくいが、馬手は包み込むというか抱え込むような降ろし方の感覚を
231129
◎両肩引き出しMAX+面しめ
馬手は前頁のかかえこみが一つのチェックポイント
弓手は…
肩の力で弓を押す、弓に応えるのを第一チェックポイントにする。
離れも‼ ⇒引分けでも、会でも、これが震えの原因かも。これで解消できるかも。
(両)肩で狙って肩で離す
手先は従わせるだけ(引分け)
↓
力の拠り所がないから手先で引かざるを得なかったってことか!

