所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]
さて、今回は試合結果です。
予選
予選は、5人×四つ矢×2立=40射の得点制で競われます。
一立目 ③××③|6点
二立目 (交代)
チーム合計 109点(50+59)で通過
チームの109点は予選通過には十分で、一立目50点の時点でほぼ通過が見えるレベルです。私の2中(6点)も及第点ではありますが、控えも使っておきたい(試せる)状況だったので、交代になったと思われます。私個人としては、残念な気持ちとほっとした気持ちが入り混じっていたことでしょう。
トーナメント
トーナメントは、5人×一手×2立=20射の得点制で競われます。
1回戦
③③|6点
チーム合計 19 - 16 相手 で勝利
いままで書いてなかったのですが、この試合にはとても特徴的なところがあって、5人がそれぞれの的に射るのではなく、チームの持ち的が決まっていて、その一つの的に5人が一人ずつ入れ替わりに行射していくのです。一本ずつではなく、持ち矢をすべて引ききってから次の人に代わります。
そして、トーナメント戦の場合、対戦相手とは前後の的になるので、始まる前から意識のぶつかり合いがすごいです。
射場から点数ははっきりとはわかりませんが、大体どのあたりに飛んだかはわかります。同時スタートなので、勝ってそうとか負けてそうとかは何となくわかってしまいます。選手はこのリアルタイムに変化する状況の中、チームの期待(視線)を背負って行射するのです。前回記事にもある「追い込まれるのに試合に出ようと思う理由」は、このそわそわ/ぞくぞくの非日常性に強力な中毒性があるからだと思います。
この試合、私は何番目で引いたかは忘れましたが、多分3番目とか4番目なので、相当しびれたと思います。そんな中での束中は大したものです。ともに③ではあったものの、チームとしても貴重な6点となりました。
2回戦
③⑤|8点
チーム合計 14 - 16 相手 で敗退
いわゆるゾーンに入ったか? また束。しかし残念ながらチームは敗退。
上にも書いたように緊迫感をあおるような試合形式なので、トーナメントでは基本的に点数が伸びない傾向があると思います。ただ、色的の点には10点とか7点があるので、急に痛恨の一撃が出ることもあります。通常の弓道の試合では味わえないような戦いが体験できるのです。
前回記事での緊張対策が功を奏したかはわかりませんが、今回の試合は結果的に8射6中とかなり良い結果で終えることができました。であれば、「追い込まれるのに試合に出ようと思う理由」のもう一つである「試合後の酒の味」もさぞうまかったか?
ひょっとしたら飲んでいないかもしれません。この大会は会場が明治神宮と伊勢神宮の持ち回りで開催されるのですが、この年は伊勢たっだので、その場合の交通手段は車となり、少なくとも家に帰ってからになってしまいます。東京だったら新幹線で飲む酒は格別だったろうに…
次回は試合後のセルフ反省会です。
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この日の弓道練習メモ [メモの活字化 (画像は最下)]
161008(左ページ)
一次予選
一立目 ③××③|6点
二立目 (交代)
チーム合計 109点(50+59)で通過
トーナメント1回戦
③③|6点
チーム合計 19 - 16 相手 で勝利
トーナメント2回戦
③⑤|8点
チーム合計 14 - 16 相手 で敗退