サンカクユミ(三角弓) -考える弓道-

自分で書いた弓道練習時のメモについて語る「自己評論ブログ」です!

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『癖の治療の話。そして昔の話(後編)』弓道練習メモ '21/01/21, 01/27, 02/05, 02/20

所感・解説  [メモの引用は緑字表記]

前編では「会で狙いが下がる」ことの矯正について書きましたが、それを書いている際に思い出した、「会で矢が下っているのがわかっているのに、上げることができずにそのまま下飛びさせることしかできない」という太古の記憶について、今回の後編で書いていきます。

 

 

それは高校時代のことで、「狙いを上げることができずにそのまま下飛びさせることしかできない」のは私ではなく、一つ上の先輩でした。私が2年、その先輩は3年で、時期は春の地区予選の直前、つまり最後となりうる試合の直前でそのような状態になってしまっていたのでした。

顧問や周りの人は、会に入ったその人に対して、もっと上、もっと上、と声をかけるのですが、上げることはできません。その他様々なアドバイスをしても変えることはできませんでした。

 

そんな状況を見ていた私は、その人に言いました。

「遠的をやって、高低の感覚を壊してみればいいのでは?」

 

今思えばちょっと不躾だし、聞いてる方からすると脈絡が感じられず、「やってみるか」とはなりづらい感じがします。実際どんな返事だったかは覚えていませんが、「なるほど」くらいは言ってもらったような気がします。

本当にやったかどうかの記憶もないですが、うちの高校で遠的をやるのは一大イベント(超早朝に登校して、リアカーにでかい的を載せてグラウンドに運んで遠的をやり、他の部の朝練が始まる前に撤収する)だったから、たぶんやらなかっただろうと思います。

 

そして、実際試合でも下ばっかりだったと思います。でも練習ではほとんど入らなかったのに、数本は中った、ような気がしますが、後付けの記憶かもしれません。 

 

あと、練習で全く中っていなかったのに、顧問はBチームで使いました。私はたぶん控えで個人戦のみの参加だったので、その辺りにはちょっと納得いかない感があった様な気がします。最後の試合だからというのは当時でもある程度分かっていたし、控え選手もそれほど中っていたわけではないと思うので、そうすることも理解はできていたと思いますが、だからこそ不調を脱して試合を迎えて欲しかった。それ故の上記助言だったんだと思います。

 

 

もう遠い遠い昔の話です。もう私しか覚えている人はいないでしょう。

 

 

そして、そんな当時から極端な手法に走る傾向があったんですね、私は。

 

 

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この日のメモ  [メモの活字版 (画像は最下)]

210121

そろそろ会で狙いが下がっていくのを本気で治しに行く

犯人は左肩でほぼ確定なので、徹底追及する

 

210127

離れのタイミングは体が司るようにする

 

210205

新容疑者(会で狙いが下がっていくことの)
:馬手の引く方向が会で頑張るうちに上方向になっている(つり上げているのか、馬手全体が浮き上がるのかはわからない)

これは引分けでしっかり馬手を起こして肩(脇)を伸ばしておき、会で意識を向けておけば維持できる。

 

これで完成するはず

 

210220(メモの内容に基づき順番を前倒し)

きょうがくの新事実

会で狙いが下がるのは、アゴが浮いていくことによって下がって見える、ということだった。
下に飛ぶのは、アゴが浮くことによって弓手に下向きの力が掛かりやすくなるためと推定

やるべきことは、
・アゴをしめる力
・弓手親指を伸ばす力
・馬手拳を引き抜く力

を連携させる練習を繰り返す。この3つとも会で狙いが下がる原因となり得る。

 

親指の伸ばし方は、
手の内の最上 面?域?線?で水平に
↑しかしあくまで主は親指伸ばしであり、それを忘れてはいけない


掌根を弓に押しつける。弓手肩上がらないようにも。