所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
今回のメモの内容は、つい最近書いたんじゃないかってくらい、リアルタイムでやっている取り組みと酷似しています。
引分けでの『両脇を体から遠ざける』なんてのはようやく到達した感覚かと思っていたけど、3年以上前に取り掛かっていたのか、とか、
両腕ともに背面方向に伸びてバランスを取る癖に対する、『手前に置いた中心を起点に今までよりも少し前方向に伸びる』もそう。
気づいていたのに解消できなかったばかりか、そのまま忘れた挙げ句に数年経ったあとに新しい取り組みとして再びやるなど、なんか残念な感じがします。
でも、本当にただループしているだけなのか?
『今までは後ろに伸びて振り込んで的だったが、それをしなくても的に飛ぶようになってきたはず=それをすると後ろ飛び』と言うけど、『少し前方向に伸びる』のだけ忘れて後ろ飛びさせ続けるとは考えづらい。
おそらく、「振り込まなくてもまっすぐ飛ぶ射(形)」の方が維持できなくて元に戻り、それに従うように伸びる方向も元に戻っていったのでしょう。
要するに、それを実行するための条件が揃っていなかったので、やり切ることができなかったということではないかと思います。
そして実際、ここ最近同じような取り組みをやっていても、射の変化や進度は相当な違いがあります(自己評価)。
やはり、この3年間は別に空白期間ではなく、必要な条件を揃えるために必要だったと言えます。(もちろん、もっと期間を短縮しようとする意思も常に持っているべきとも思いますが)
これこそまさに傾きスパイラルにおける、飛躍の前の準備期間。そしてその傾きスパイラルの向かっている方向は上向きのはず。
今回の記事を書いていて改めて思ったのは、正しい指導や矯正法でも「単体では」実行できなかったり、負の影響をもたらす場合があるということです。
様々な前後関係も考慮しながら進めていかないとまずいことになりかねないってことですかね。
↓↓ 記事を投稿したらX(twitter)でお知らせしていますので、よろしければフォローお願い致します
Follow @recroo_kyudo
- -スポンサーリンク(楽天市場)- -
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
210110
- 引分け
両脇を体から遠ざける
両手の内 左回転 - 会
手前に置いた中心を起点に今までよりも少し前方向に伸びる
(↑今までは後ろに伸びて振り込んで的だったが、それをしなくても的に飛ぶようになってきたはず=それをすると後ろ飛び)
両手の内に回転(張り)がかかって力が矢筋に集約する感覚 - 離れ
体の中心を起点(きっかけ)とする離れの練習
(↑ この起点はまさか腹か?重心も手前維持)