所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
弦で体を払うのは最悪ですよね。
たまのことなら耐えれんことはないかもしれないけど、なんかの拍子に払うと、一回で済まないケースがよくあります。びびって、引きが小さくなったり離れの思い切りがなくなったりすることで、弓にかかるべき回転がかからなくなり、また払う。そうなると… というスパイラル。この辛さはなったことのある人にしかわからないと思うが、それ故に人に助言するのも躊躇ってしまう、みたいな。
この辺りのことは弦で体を払うカテゴリでいくつか記事を書いてきました。
今回のメモには、弦が体に当たる原因について、上記とは違うもっと単純なことについて言及されています。
『弓手肩抜ける ⇒ 手の内右下がり ⇒ 弦が体にくいこむ ⇒ 払う。 よって、12/26+弓手肩抜けない』
弓手肩が差し込まれて弓手全体が伏せるような形となり、弓の下側と体が近くなって弦が体に食い込み、払うということです。
頭や腕に当たるやつじゃないので、男性の私としては痛さは少ないのですが、弦が道着に引っ掛かりながら飛んでいくので、矢勢はなくなるし、弦音はひどいし、矢所もばらけます。
まあ原因は明らかになっているので、それを正していけばいいのですが、古い癖が関わっているので簡単ではないです。
でも、これをやりきって、現象を解消しなければならない。
もし他を変えることで解消させてしまうと、悪癖によって発生している現象を別の操作(新たな悪癖)で帳尻合わせをすることとなり、何から直せばいいのかわからなくなってしまいます(何から直しても大きく崩れることになる)から。
さて、これで1年締めです。
次は2020年。コロナが忍び寄っています。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
191226(右ページ)
引分けは腹までおさめきる
191228(右ページ)
弓手肩抜ける ⇒ 手の内右下がり ⇒ 弦が体にくいこむ ⇒ 払う
よって、12/26+弓手肩抜けない
を体に慣れさせるように強く意識した反復練習を。
腹を収めるところで肩が抜けやすい。
(会では力が外側からかかるようになってないと)