所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
『弓の声は聞こえたか』
この言葉は学生のころ聞きました。
Yes/Noを求める言葉ではなく、「会を10秒以上とかのレベルで行わないと、聞こえないだろ」 ⇒ 早いぞ という意味合いの言葉と理解しています。
でも私の大学で言われていた言葉ではありません。
なんかの事情で別の地方の大学の人がうちの大学の道場で練習していた期間があって、その時に聞いたものです。
いや、直接聞いたわけではなくて、その人の大学の会の長さは有名な話で、しかも中るものだから、もっと以前に誰かがどっかから仕入れてきた情報だったような気がします。そんな折にその出身者と練習する機会ができたので、噂通りだわ、みたいな話だったような。
当時の私は、反射早気からは脱することができており、会まで到達後にそのまま維持することを目的にすれば、ある程度の時間は保つことができましたので、先の教えを試すことはできました。でも、ものにすることはできませんでした。
試合や、それに向けた選手選考期間はかなりの頻度で巡ってくるため、目先の的中維持との両立ができませんでした。
先の言葉が言われてた(という)大学では、確か選考条件に会の長さが含まれており、短い人はたとえ中っていても選手になれないという話だったかと思います。
実は私の大学でも重視する項目の一つとして明文化はされていましたが、絶対条件としては運用されて(できて)いませんでした。
それはかなりセンシティブな問題で、背に腹は代えられないから早い人を使うと、異議を唱える人とか不平不満を持つ人が出てきます。
一方で、会を基準から外してしまうと、みんな目先の的中が欲しいので全体として段々会が浅くなっていき、的中を維持できない人が増える傾向になるので、中長期でみると歯止をかけておかなければならない。
部を運営する学年(3年)は、最終目標(秋のリーグ戦)を見据えつつ、目先の試合もこなしながら、日々の練習を仕切るという、各所に気を使いながらの運営をしていました。
さて、話戻って『弓の声は聞こえたか』ですが、もちろん比喩的な表現なんでしょうが、どのような状態になれば聞こえたといえるのか、私にはわからずじまいでした。
これという明確な基準はないだろうし、人によっても感覚は異なるとは思いますので、ひょっとしたらすごく曖昧なものであったり、いくつも解がある可能性が高いですが、それを最優先でやり続ければ、なにかをつかむことはできる(別の境地に行ける)ような気はします。
ただ、現時点でやる覚悟はないです。他にもやらなければならないことがあるし、それらとは直接競合はしないんだけれども、やはり今じゃない気がする。
何より、又聞きでやってもきっとうまくいかんわな。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
200621
・原点の5/2を再確認
・会 弓の声は聞こえたか?だっけ
今までの離れの感覚でやっていてはダメ