サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論弓道ブログです

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『激烈な離れ』'17/02/26弓道練習メモ

所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]

前回のメモ(170221)に『点ではなく線で離す』とあり、その流れを受けて今回のメモには『離れの作り方を根本的に変える』。そして、そのために意識すべき項目をいくつか挙げています。

 

まずは『点ではなく線で離す』の説明をしておきます。要は「現状が点で離しているから、それを線で離すようにしたい」ということです。

「点で離す」というのは、このブログでも時々出てくる「点で狙う」とは違うものです。「点で狙う」は文字通り狙いの付け方の話ですが、「点で離す」はやごろというか離れの呼び方に関する話です。

私は早気育ちであり、反射早気時代は、「引いてきました、口割です、はい100→離れ」状態でした。多少改善してからも、「引いてきました、口割です、0、0、100→離れ」みたいな感じでした。離れを意識すると飛んで行ってしまうので、逃げながら時間を稼ぎ、逃げきれなくなったら即離れ、という状態です。

これを、「力が徐々にまとまって、機熟し、自満の末に発する」ような会→離れに変えたい、というわけです。そして、その思いを『離れの作り方を根本的に変える』という言葉に込めたのです。

続けて、そのために取り組むべきこと、意識すべきことのキーワードを列挙しています。この時点での思い付きで書き連ねているので深さはないですが、それぞれについて触れておきます。

  

①会で停滞しない
上で書いた「0、0、…」を変えていかなければならないという意思。

②手の内
手の内が弓の反動力を正しく受けられるようになれば、会が安定しやすくなるはず、という発想。

③狙いを絞っていく
会に入った(口割に到達した)時はまだ100ではないと脳にわからせるために、そこから精度を上げていく過程を身につける必要がある。

④激烈な離れ
力ずくでもいいのでパワーMAXの離れを出すようにする。会でパワーMAXまで高める過程を知ることにより「やごろの認識ミス」を打破するきっかけにしたい。

⑤ふるえ上等
会の進め方がわかっていないわけだから、いろいろ試したとてすぐに安定するわけがない。ふるえたりぐらついたりすることもあるだろうが覚悟の上。

⑥縦線ロック
横の意識だけだと直線は構築できても、その線の方向(角度)がぶれやすく、私の場合は右下がりになりやすい。縦の楔を打つことで水平の維持を図る。

⑦従来のもうすぐ離れの感覚の否定
やごろの認識ミスは早気の直接的原因。解決手段の一つとして④。

⑧左右ともに点で狙う
弓手側は視界に入るので制御しやすいが、馬手側は見えないので狂い始めに気づきにくい。だから意識的に力の方向を確認していくべき。

⑨矢がどこに飛ぶか常に予測
常に力が的に乗っているようにする。そこから勝負をかけられるような脳に変えなければならない。「0、0、100」からの脱却を。

 

 

さあ、それでは頑張りましょう。

  

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この日の弓道練習メモ  [メモの活字化 (画像は最下)]

170226

離れの作り方を根本的に変える

 

キーワード

①会で停滞しない

②手の内

③狙いを絞っていく

④激烈な離れ

⑤ふるえ上等

⑥縦線ロック

⑦従来のもうすぐ離れの感覚の否定

〇左右ともに点で狙う

〇矢がどこに飛ぶか常に予測

 

この際、手の内も本気で

残心ですっきりした形(←上面平らに)になっているようにするために、どのような経路をたどらなければいけないか徹底模索。

 

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