所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下]
私が早気育ちだという話はこれまでも何回かしました。
その中で、こちらの記事では早気の原因として「筋力不足」と「やごろの認識ミス」の2つを挙げ、特に後者について力説しました。
今回記事にするメモでは、まず「筋肉不足」について言及し、その後また別の要因に言及しています。
早気に対しては、とかく精神的な部分に原因を求めがちな風潮がありますが(もちろんそれも大きいのでしょうが)、「反射」のような生物学的?脳科学的?なアプローチをすべき側面もあると思いますし、もっと単純に、「力が足りていない」というケースだってあると思います。特に射を変えようといろいろ試しているところであれば、変えた先の射を支える筋力が育っていないというのは大いにありえる話です。
しかし、直ちにそう決めつける(信じこむ)のは危うい。
仮に早気の原因が弓力に応える力が足りないからだとしても、それがすなわち筋力が足りないからということにはならない。
力はかけているのだけれど、その力が効率よく弓に返る形になっていないということがありえる。簡単に言えば、「射形の悪さ」。
メモの「会をもつには手先の力では限界ある」「力を体で受けられるような会を作る 」は、そのあたりへの着目でしょう。これに関連する内容は、近いうちに別のメモに出てきますので、そちらで触れることにします。
今回は早気に関する私見をいくつか述べてきました。正直、私見というほど自分の中でも確立されているわけではありませんが、書いているうちに少し整理されてきたので、最後に要点をまとめておきます。
早気の要因分類
- 射形
- 精神面
- 反射
- 筋力不足
冒頭の「やごろの認識ミス」は精神面の影響が強く、その上流には射形や筋力不足による問題もある/あったかもしれません。
早気はいくつかの要因が絡み合って存在している場合があるので、着手のしどころがわかりにくいですが、上記みたくざっくり大別し、各個並行してアプローチしていくといいのではないかと思います。
スポンサーリンク(楽天市場)
この日の弓道練習メモ(画像は記事の下部分)
160302
そもそも「ただもっているだけ」という体力はあるのか?
最低限の体力はつけておくこと。これも練習。
160305
うまく組み合っていない。もう一度組み立て直し。
あごうき。
大三馬手肘甘い。
会をもつには手先の力では限界ある。
力を体で受けられるような会を作る。