2か月ほど前に2002年の射影を記事にしましたが、今回はそこから一気に飛んで、10年後の2012年の射影です(動画からの切り出し)。この間のものは今のところ見つかっていません。
10年経っても相変わらずの見事な三角弓です。おそらくこのくらいの時期から本気で直そうと思い始めていたと思います。
まずは大三。弓手も馬手も肘が効いておらず手先で保持。手の内はつぶれている。
会。見事なサンカク。というか馬手肘の低さはもはやサンカク越え…
残心。弓手手の内は時計回りの末弭倒れ。馬手はワイパー離れ(動画でないとわからないが)
つまり10年前の2002年とほとんど変わっていない。というか悪くなっている。
2002年(左)は、馬手は強いが肘も手先も水平方向に伸びているように見えるし、弓手手の内も弓の力をコンパクトに受け返せている(抑えすぎくらい)。狙った方向に飛ばせそうな感じがあり、実際それなりには中たっていた。
一方で、2012年(右)は馬手肘が下がって手先で顕著に手繰り、手の内はつぶれて機能していない。上のどこかに飛ぶでしょう、という形。あごは少ししまっているみたいだが。
そしてメモの進度は現在2016年。
ちょうど上押しの是非が議論されています。いい方向に進められるといいんだが。
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