所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
今回のメモは冒頭から悩み相談でスタートします。
『試合だと慎重になって(びびって)会でどういう風に離せばいいかわからなくなる』
ということは、記載はありませんが、毎年四月末にある春の地区個人戦の後のメモなのかもしれません。
練習では、プレッシャーかかると(誰かに見られていたりすると)会が短くなる傾向なのに、試合だと離れが呼べなくなってしまう、というのです。最近の印象では、審査の際にこうなることが多いような気がします。
本番までの間に、再三にわたって徒手や素引きでチェック項目のイメトレをした上で、いざ本番となり、緊張もありながら意外とやりたいことができて会まで到達するのですが、そこから「あれ?次は?」ってなる。
で、軽くパニックになりながらもがいているうちに矢が飛んで行ってしまい、「あーあ」ってなるパターン。
やっぱり離れのイメージまで作れていないのが原因かな?
離れは意図的に出してはいけないのかもしれないけど、そこに至る段階を具体的に把握していないと(やはり言語化しかないか)、普段と違う精神状態で引く時のチェックポイントを設定できず、すこしでも逸脱した途端にアウト、となってしまう。
(もちろんハレにおいても平常心でできるようにする、という反対側からのアプローチも必要だが)
『引分けました、会に入りました、それからどうするのか、ということ』
まず現状をしっかり把握の上、いろいろ考えたり試したりしながら言語化し、それが使い物になることを確認できたら、数をこなして脳にも慣れさせないといけない。
似たような内容の記事が少し前にありましたので、よろしければどうぞ。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
190427
試合だと慎重になって(びびって)会でどういう風に離せばいいかわからなくなる。
その状態から離れに至る流れを作り上げる練習をする(ゼロから始まって、全開で離れるように)
引分けました、会に入りました、それからどうするのか、ということ。
会で力が緩んで狙いが下がるのは左肩から角見への力が流れていないから。肩抜けていたら論外だし、そうでなくても、会で腕の付け根から力をかける感覚ができていない。これも練習。
今まではずっと左は肩が抜けた(または浮いた)状態でしか離してこなかった。これを肩根(脇)からの力をつなげた状態で離れる感覚に変えなければならない。意識しまくって慣らさないといかん。
+がっつり起こしきる この2つを組み合わせる。
会遠くならないように…
そして離れをⅤで待つ(絞る)