所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
左ページの『会で休んでいる』はとても象徴的な書きっぷりですが、その割には、右ページにあるまとめ欄での会への言及は限定的で、どちらかといえば手の内について多めに語っています。
前回記事のメモにも少し手の内に関する内容があったものの、一文しかなかったため取り上げるのを断念した、という経緯がありますので、今回は手の内で行きたいと思います。
一つ目のメモは、
『何も考えずに押すと、まっすぐ押しているつもりでもそれは右回転の力である(癖)
だから左回転の力を意識的にかけていく必要がある』
これは… 私の癖である離れで弓が脇正面側に倒れる問題のやつですね。。。
あまり一般的な話題ではないし、そうならないように逆方向の力をかけるように、という内容なので、ちょっと広がりのない感じでしたね。
(※ここでの「右」「左」はわかりにくいので追って補足)
二つ目は、
『サークル重ねを垂直水平に当てて左回転。三指を逃がさない』
「サークル重ね」はわりと最近出てきましたね。
そういえばこのサークル重ねが先ほどの脇正面に倒れる問題の対策なのでした。
サークル重ねとは、弓手手の内の作り方や使い方として、「人差し指(の付け根)、虎口、親指と中指で構成されるサークルだけで弓を支え、押す」(詳細は過去記事)。
そしてそのサークルを垂直水平に弓にあて、左回転をかけるように弓を押す。ちなみにここでの左回転というのは末弭基準での左であり、手の内(手首)としては反時計回り方向の力のかけ方のことです。
確かにこのようにすれば、三指と時計回りの力で弓をめくりあげるようにして矢を飛ばす癖に正面から対抗でき、弓も倒れずにまっすぐのまま回ってくれるようになる、気がする。
慣れない押し方なので、弓にひねりがかからなくなって、払うようになるリスクもあるが… とにかくやってみるしかない。
今回は(も)かなりマニアックな癖についての話になってしまいました。
基本自分の世界の中で弓道やっているので同じような問題ばかり出てくるのですが(他の問題には気づきにくい)、それでも少しずつは進んだり広がったりしている感じはします。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
170919
会で休んでいる
◎手の内
何も考えずに押すと、まっすぐ押しているつもりでもそれは右回転の力である(癖)
だから左回転の力を意識的にかけていく必要がある
まとめ
馬手肘MAX … 取り矢、弓懐、打起し
弓手手の内 … サークル重ねを垂直水平に当てて左回転。三指を逃がさない。
引分け … アーチェリー。馬手肘下がらないように
馬手手の内 … ひねりでねじきり
引分け … 体に近づける。最後までやり切り
会 … 絶対当たるしかないロード