所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
前回記事で、激務により休弓に追い込まれた話を書きました。
その後、仕事の方は色々ありましたが、結果的に激務も年明けくらいには収まっていったため、弓道も『2月頃から再開し始め、3月はそれなりに引けるようになった』のです。
休弓期間は4か月ほど。高校受験での1年に次ぐ長さか。
海外研修での1年ですら、日本人のいない弓道会にコンタクトしてまで続けた弓道だったが、それを停止させてしまうほどの激務。黒歴史です。
さて、今回メモのそのほかの内容では、会~離れに関する記述が目立ちます。
『(離れは)手先で作るのではなく、中心から開くように作る』
『まず引き収めました⇒ライン作れました⇒点に向かって⇒どーん解放』
『とにかくとにかく爆発の最高点を高める練習をする。脳を矯正するため』
『弓手も馬手も点に向かって。逃げない!』
どれもいい感じです。
特に3番目の「爆発の最高点を高める練習」は、早気の私にとっては絶対に避けては通れないものです。
会を保てるようにとか、さらには伸びてから離れるようにと練習をすると、練習ではそこそこできるようになることもあるのですが、ちょっとプレッシャーのかかる場面だと全然機能しなくなってしまいます。
それは結局、左右の均衡がとれた(気がする)ところで離してしまう、いわゆる合わせ離れの域から脱することができていないというのが、一番の原因だと思っています。
メモの言い回しで言えば、「離れが生じるポイント=爆発の最高点」が低いため、引分け完了の時点ですでにそのポイントはかなり近いところにあり、ちょっと調整?するだけそこに到達できてしまう。
上記の「会を保てるようにとか、さらには伸びてから離れるようする練習」は、その近くのポイントへ到達するのを間延びさせたり、ポイントを超えても少しだけ我慢できるようするだけのものです。
だから、練習ならできるが、ほんの少し精神に乱れが生じただけでその後付け部分が遂行できなくなり、左右の均衡が崩れ始めて不安定になって、とにかくも射を完了させるために従前の離れポイントに駆け込んで矢を飛ばすだけ飛ばす、となるのです。
その際(中っても外れても)のがっかり感と言ったら筆舌に尽くしがたいのですが、うまくできない自分を責めるのは本来ナンセンスで、考え方や練習の仕方を責め、どう改めなければいけないのかを考えるようにするべきでした。
その皮切りが、「爆発の最高点を高める練習」という発想で、それは当然「脳を矯正する」必要があり、簡単ではないものです。
であればこそ、もっともっとやることを具体的に設定する必要があります。
今後の取り組みに期待したいところです。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
220317
激務にて4ヶ月ほどまともに引けず。
2月頃から再開し始め、3月はそれなりに引けるようになった。メモも再開していきたい。
おさらいまとめ
引分け
・引く(伸びる)方向は弓矢の面のライン。従来よりも前方向の感じになる
・それをかかと重心で腹に載せる
・おさめ際はきついが縦線効かせ載せきる
会~離れ
・手先で作るのではなく、中心から開くように作る
・まず引き収めました⇒ライン作れました⇒点に向かって⇒どーん解放
・(会では馬手の意識薄くなりがち⇒しっかり引くこと)
220402
とにかくとにかく爆発の最高点を高める練習をする。脳を矯正するため。
弓手も馬手も点に向かって。逃げない!