サンカクユミ(三角弓) -考える弓道-

自分で書いた弓道練習時のメモについて語る「自己評論ブログ」です!

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『手の内は重要でも主たりえない。それでも』弓道練習メモ '21/05/29, 06/04

所感・解説  [メモの引用は緑字表記]

 

わたしは手の内がうまくないです。

 

理由としては、「あまり興味を持ってこなかったから」というのが先ず思い浮かびましたが、それよりも、「手の内を変えようとすると、弦で体を払うようになるケースが多かったため、聖域化していた」という方が真因に近い気がします。

とは言え、他所を色々治していると、その聖域化した手の内と整合性が取れない部分が徐々に出てきました。そうなると、他所をもとに戻すか、手の内に手をいれるか、ということになり、そこはもう後者しか選択肢は無いわけです(最近そんな記事ありましたね)。

 

しかし、一つ疑問が。

 

手の内というのは、弓に直接触れる唯一の場所でありながら、一方で身体の末端でもあります。胴や頭、肩肘などの位置取りや使い方がまずくて、試行錯誤をしながらあれこれ変えているところであるのに、末端を作り込んでしまっていいのか? 中心に近い部分が大きく変われば共連れでやり直しになってしまうのではないか?

 

それも一理あるとは思います。

 

当たり前ですが、他と切り離して作り込めるものなどないですし、逆に、他と切り離して先送りできるものもありません。

その時々である程度の濃淡はつけることはできるだろうけど、それぞれを視野からは外すことなく、向上を図っていかなくてはなりません。

 

今回手の内に手を付けざるを得なくなったのも、それぞれがつながっているからです。ただし、どうにも整合が取れなくなってようやくのことなので、これでは遅すぎです。

先に治している部分と後から着手する手の内との取り合いのところで、手戻りが発生する可能性が高いです。まあ「先に治している」といっても、実際には完成には程遠いでしょうから、余計な心配かもしれませんけど。

 

 

とにかく、やると決まったのだから、やっていきます。

メモの内容は、上押しにするとか中押しにするとか、親指を伸ばすとか、点で飛ばすとか。すごく浅い感じですが、千里の道も一歩からということで(なんかこの流れ過去に記事にあったような…)。

 

そしてやはり気になるのは、『手首が後ろに向かない力の使い方を探る』の記述。

手首を後ろに向ける力で弓弦を返していたのは明白。ということは冒頭の懸念の本丸と言えます。

 

小手(薬局で売ってる関節用サポーターを前腕に装着)の出番かな。

 

 

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この日のメモ  [メモの活字版 (画像は最下)]

210425

弓手手の内

①上辺(面)押し復活。これをやらないと離れでつぶれた形になる。

②龍の口に近いところを起点に親指を伸ばす力で弓を押す

③その力のまま、形も維持したまま、点で飛ばす癖をつける

 

210501

(4/25の①~③に対し)

①やっぱり中押しに戻す。この上押しは、離れ残心での理想的な形より上押しなので、離れで形が移行するときに力が逃げる。理想的な形に直結する状態(中押し)で押すことにする。

②これは継続。というか肝。手首が後ろに向かない力の使い方を探る。

③そもそもの問題の起点はこれ