所感・解説 [メモの引用は緑字表記]
アゴをしめると視点が変わる。視点が変わると視界が変わる。視界が変わると狙いが変わる。
アゴをしめる前に合わせていた狙いは、アゴをしめていくとびっくりするくらい的が動いていき、大きく違ったものになる。でもアゴ(頭)以外の体の位置は全く変わっていない。どっちを信じればよいのか? もちろんどっちも信じてはいけない可能性もある。
いずれにしても本腰入れて解を探しに行かなければならないが、頭ではわかっていても、実際にやるのはむずかしい。どうしても従前の視界の中の位置関係にひっぱられて無意識に射(というか腕による狙い)をそれに合わせていることが多い。
でも矢所は的から大きく離れる。アゴをしめる前は的付近に飛んでいたわけで、そこから狙いを動かしているわけだから当然そうなる。
となると、新しい視界による新しい狙いを受け入れるか、射も見直して狙いも含めてガラガラポンとするか。
前者で済めばいいが… おそらく後者をとるべきなんだろうな。壮大なことになるけど。
今回メモの
『離れは弓手は上飛ばし方向にすべき。というか狙いが低いのでもっと上に』
は、前者。
アゴをしめたら拳に対して的が下がった(頭以外の位置は変えていない) ⇒ 無意識に腕を下げて従前の視界の狙いに合わせにいった ⇒ 下飛び
だから、狙いを上げて上に飛ばすようにする、ということ。腕の位置を上げて(元に戻して)、その状態の視界と狙いに慣れるようにするというストーリー。
上下の場合はそれでいい可能性もある気がする。左右は、特に的と弓が離れて見える状態に慣れるというのはかなり厳しい。後者必須と思われる。
今回みたいな視界や狙いに関する話はあご浮きカテゴリにいくつかあるのでよろしければご覧ください。
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この日のメモ [メモの活字版 (画像は最下)]
200719
【再スタート】
・あごしめ
頭の位置はもう一つ後ろ。そこから動かさない。
・弓手
7/1後半~7/4の手の内を、肩の力主体でやり切る。はじめは力ずくで。
・馬手
⇒次頁
上の3つを、一項目ずつ確実にやり切る。これを順番に繰り返す。
離れは弓手は上飛ばし方向にすべき。というか狙いが低いのでもっと上に。
というか、弓手は引分け⇒会で抑えようとすると、矢が下り方向に力が働き、逆に肩が上がると判明。今までの感覚よりも拳を肩より上に置くようにしなければならない。
馬手は手先でやると引き過ぎになるし(5/2でさえも)、肘でやると肩上がった形になりやすい。
新しい候補は肩。馬手も馬手肩の力主体で引分ける。何本かの試しでは悪くなさそう。しかもこの力未だ嘗て使ったことないので新しすぎる。
離れ馬手ほどくの厳禁。弽の弦枕の最下点を浮かせるな。