所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下]
今回は「弓を体に近づける」です。
会が安定しない理由を、「肩から遠いところで会を作っているため、腕の力だけで弓を支える形になっているから」と推定し、弓を体に近づけるようにしています。
しかし、そうすると頭が寄りすぎる感あり。
前回記事でもとり上げた手の内右回転により、会の時点で末弭が脇正面側に倒れるように弓が斜めになっており、面もそれに合わせるように傾いていました。要は伏せ弓に面が追従している状態だったのです。
そこから、手の内の右回転を治すことで弓の傾きがなくなって垂直になり、弦が腹や胸と干渉しなくなったので、体に近づけられるようになった。
そうすると今度は近づいてきた弓矢と傾いている頭が干渉するようになった、というわけです。
なので、とるべき方向は
面を起こす(照らす方向)ようにする。今までは伏せていたのでこれで丁度いいはず。新しい縦線の一要素とする。
となります。
これでようやく「首すじと矢」の十文字が構成されうるようになりました。新しい縦線の一要素というよりも、とても基本的な一要素であったわけです。
今回の内容(推論)から、「手の内が縦線を阻害することがある」ということが言えます。
風が吹けば桶屋が儲かる級の突拍子のなさ。
弓は、本当にいろんなものが関連し合っているので難しいが、それが面白いとも言えなくはない。でもキリもない。だから続けていると言えなくもない。
いやさっさと美しくめちゃ中たるようになれるならそっちの方がいい。
まあ
考えてもしょうがないので、とりあえず明日練習にいくか寒いけど
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この日の弓道練習メモ(画像は記事の下部分)
160417(左ページ)
会で右も左もゆるむのは、しっかりはまっていないから(遠い)。
今までの流れは変えずに、会が体に近づくように引分ける。
(引分けおさめでしっかり弓の力を両肩で受けている状態にする)
そうすると頭が寄りすぎる感あり。それは面を起こす(照らす方向)ようにする。
今までは伏せていたのでこれで丁度いいはず。
新しい縦線の一要素とする。