所感・解説 [メモ部分は緑字表記。画像は最下]
試合まで時間がない(2週間を切っている)ことから、前の練習ではもう細かいことは抜きにして、矢筋に「いち、にの、さん」でいこうと決断しました。
しかし、その「いち、にの、さん」がものにならない。
「矢筋にいち、にの、さん」をやると、心身に染みついている「間違った平衡感覚」が発動し、サンカクユミ弓道家としての期待に応えるべく、右に偏ったバランスになりアゴは浮く。
そう、『もう横線では解決の糸口なし』。
だから今更ではあるが『縦線に託す』。
試合まであと10日。
メモ終盤の「反骨の骨」というのは、三国志(いまから中国1800年ほど前の中国の歴史)の小説版『三国演義』において、魏延という武将が、天才軍師として有名な諸葛孔明から「謀反の象徴とされる「反骨の相」が出ているからこの者を採用すべきでない」と言われた、という話が出典です。
「反骨の相」は、頭蓋骨が後ろの方に出ている(エイリアンっぽいイメージ?)様子のことらしいのですが、 私は誤解をしていて、耳の後ろの少し出っ張った骨のことだと思っていました。
なので、メモで言っている「反骨の骨を上に伸ばす感じ」というのは、「首筋を伸ばす」の強化版で、上から頭をつり下げるように縦に伸びる感覚を伝えるための表現です。
魏延に貧弱な縦線を託したのです。
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この日の弓道練習メモ(画像は記事の下部分)
151028
左記の2から3の前半は、的と裏的方向の「伸びるべきライン」の構築を行う。これをしっかり完了させた後、そのラインにのせて伸び合う。
※15/11/1追記
左記1では両肩線、そして両肘を結ぶラインを完成させる(前腕、手先を除く)。
点で狙う。
引きおさめ弓手がきつくなるのを頑張ると同時に、アゴを一段としめていく感じ。
つまり縦線か?
もう横線では解決の糸口なし。縦線に託す。
ここ最近やってきたことを縦線とからめてモノにする。
但し、縦線の上方向がずれている。どうしてもあご浮き方向。
反骨の骨を上に伸ばす感じ。的との感覚をつかめ。
↑これはよいイメージ。使える。ソリッドDとの相性も抜群。