サンカクユミ;三角弓(弓道練習メモ集)

弓道の上達めざして練習の際に書いている備忘メモの自己評論ブログです

スポンサーリンク

 

⇒記事一覧

口割の概念は必要か_'15/10/11弓道練習メモ

所感・解説 [メモ自体は下の緑字。画像は最下]

今回は、これまでも何度か触れてきている「首長なで肩」問題についてです。 

教本の巻末にある図解に出てくる射手は、どちらかというと「首短いかり肩」で、私のような「首長なで肩」とは対極にある体型なので、この図を使うと言いたいことが伝わりやすいと思います。

 

f:id:kasaderanohaji:20200903220351j:plain

この図では、馬手肘は肩より少し下、弓手肘は肩と大体同じくらいの高さになっています。

なで肩だと、腕の始点(肩)が低くなるので、腕の形を変えないとすれば、会の位置はこれより低くなる。程度によりますが、数センチは軽く変わりうるでしょう。

首長だと、頭の位置が上がり、口の位置も上がる。これも数センチは変わりうるでしょう。

首長なで肩はこの累積のため、腕の形を変えなければ矢と口が何センチも離れてしまう。この距離をどのようにして埋めるか、ということに頭を悩ませます。

 

メモではまず、うまくいかない例として、「肩が上がった会になってしまう」と言っています。これは、会の位置を上げるために、無意識のうちにその始点である肩を上げることで帳尻を合わせている形です。ただ、肩根は沈めたいのでこれは採用したくない。

であるならば、もう腕の形(使い方)を変えるしかない。

 

程度が軽ければ、こんなで合わせたい。

f:id:kasaderanohaji:20200903225504j:plain

 

それでも合わなければ、これしかない。

f:id:kasaderanohaji:20200903225755j:plain

 

実際にここまで露骨な形までにはならないかもしれないですが、首長なで肩の人が図解の馬手みたく折りたたむような腕の使い方をしていたら、口割には合いません。何を優先するかは人によって違うと思いますが、口割を守りたいならば、腕(会)の形をどうしなければならないのかあらかじめ徒手でイメージを作っておき、そこに至れる力の使い方を考える必要があると思います。

 

この「首長なで肩」論は弓道における一現象についての話に過ぎないですが、射手も指導者も、体格・骨格を踏まえて射を考える必要があるということを象徴している話でもあると思います。

 

関連記事

sankakuyumi.com

 

スポンサーリンク

 

弓道練習メモ(画像は記事の下部分)

151011

Q1.

意識しているつもりでも、いつの間にか肩が上がった会になってしまいます。

A1.

「首が長い+会で口割より矢を下げない」ということは、肩と矢(=会で力が働く位置)が遠くならざるを得ないということである。ということは、腕(上腕)は弓道君のように肩より下方向にはなり得ないということであり、上腕・肘は肩と同じもしくはそれより高い場所で会を作る必要がある、ということである。

それはまさにソリッドDである。肩を最下点(底辺)として上方向へ両肘を伸ばす。

 

Q2.

口割を上げる(9/27の練習参照)ように意識しているのですが、どれくらいが丁度いいのかわからず、実際鼻くらい高くなってしまうこともあります。どうしたらいいでしょうか。

A2.

難しい質問ですね。

確かに力を途中で止めるというのはとても難しいです。また、これが正しいという答えも今のところ定まっていません。

左記のソリッドDは引分けの手法でありながら、力は上方向に使いなさいという矛盾をはらんだようなものです。この引き方なら、引分け⇒会で力を調節することなくフルパワーで行っても、おそらく口割が下がることはないため、迷いなく最後まで引けるのではないでしょうか。 

 

f:id:kasaderanohaji:20200826191548j:plain